冬が来たきつぱりと冬が来た八つ手の白い花も消え公孫樹いてふの木も箒ほうきになったきりきりともみ込むような冬が来た人にいやがられる冬草木に背そむかれ、虫類に逃げられる冬が来た冬よ僕に来い、僕に来い僕は冬の力、冬は僕の餌食ゑじきだしみ透れ、つきぬけ火事を出せ、雪で埋めろ刃物のやうな冬が来た高村光太郎 「冬が来た」詩集『道程』より雨が降ったらなんとなく冬の匂いがしたので。今日もいちりんあなたにどうぞ。ヤツデ 花言葉「親しみ」

今日も良いお天気でした。まさに小春日和。冬の初めを「小春」というように、夏の初めを「麦秋」といいました。夏に収穫期を迎える麦にとって初夏が秋、ということなんでしょう。個人的に「麦秋」は小津安二郎の映画で知った言葉でした。晩春もそう。秋の夜長、古い映画を見直すのも悪くないですね。好きな映画はありますか。今日もいちりんあなたにどうぞ。好い笑いは、暖かい冬の陽ざしのようなもの。それは誰でも親しめる。-島崎藤村サザンカ 花言葉「ひたむきさ」

鎌倉時代、立冬前日に「きょうは秋の限りになりにけり」、当日には「きょうはまた冬の初めになりにけり」と詠んだ人がいたそうです。十一月は秋なら晩秋、冬なら初冬、して今日に冬が立ちました。はやいですねえ本当に。立冬の声をきくだけで、からだの隅と縁がはっきりするような、心が引き締まる思いがします。やがて来る寒さや冷たさに立ち向かう決意のような気持ち。暖かくして過ごしていきましょうね。今日もいちりんあなたにどうぞ。菊白し 菊より白き ゆめ一つ-三橋鷹女シラギク 花言葉「真実 」

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