さあ12月になりました。先急ぎする落ち着きのなさを鎮めるように、植物をもとめる一か月がはじまります。ヤドリギは落葉する高い樹木を宿にして、そこで生育する不思議な木。キリスト教が広まるよりもずっとまえ、古代ケルトの冬のころ、きびしい寒さと雪におわれて、すみかをなくした森の精霊を、迎えいれる場所として家の中に吊るされたのがヤドリギだったといいます。クリスマスをまつこの季節に、ヤドリギをドアや部屋に吊るして幸せや安全を願うのは、この伝説が由来みたい。それからね、この木の下で出会ったら、相手がどんな苦手でも仲直りしなくてはいけないんですって。泣いても笑っても今年も今月でおしまいです。仲良く過ごしてまいりましょう。今日もいちりんあなたにどうぞ。困難な苦しいとき、私は気分を変え、人一倍働いた。-トーマス・エジソン#ヤドリギ 花言葉「困難に打ち克つ」#宿木 #宿り木 #師走 #viscum

11月最終。とうとう今年もあとひと月となりました。今年の秋は11月にギュッと色濃く詰め込まれたように感じておりました。銀杏の黄色も秋晴れの青天も、季節の菊もそれはそれは美しく、心の弾みをおぼえた毎日でした。明日から12月、日一日と歳末にむけていっそう気忙しくなる事でしょう。しっかり季節を踏み締めてすすめていきたく思います。今日もいちりんあなたにどうぞ。逝く秋の大和の国の薬師寺の塔の上なるひと片ひらの雲佐佐木信綱キク 花言葉「高潔」