二十四節気店主の記
立秋
立秋
萩原朔太郎
洞窟の壁にふんすゐあり、
さかづきをあぐる一聯れんのひと、
秋ちかければ玻璃ながれ、
空氣は谷間をくだる。
いつもありがとうございます。
Hanaimo店主 鈴木でございます。
本日8月7日は二十四節気の「立秋」です。
立秋は、文字どおり「秋が立つ」ということ、
暦の上では今日からが秋となります。
いわば今日が晩夏と初秋の交差点です。
この暑さも今が極みといい、
立秋以後の暑さは「残暑」と呼び、
手紙においても「残暑見舞い」と使います。
とはいえ、秋と聞いたからといって爽やかさには程遠く、
すぐにも涼しくなるわけではありません。
しかし一方では、炎暑のあとの夕暮れに、
ひとすじの風を感じとることもあり、
またふとした日の陰りをみるたびに、
すごろく進んだ、なんて思う頃にもなりました。
こうして朝、昼、晩とそれぞれに、
肌で感じる暑さに違いが感じられるのも、
私たち日本人が祖先から受けついだ、生活感情の豊かさなのだろう。
そんなことを思います。
こうして言葉を使い分けながら季節を思い知れることも、
分ちあえる喜びも。大切にしてゆきたいものです。
【夏季休業のお知らせ】
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休業明けは8/23(金)以降のお届けが最短です。
【お盆の花 受付は明日8/8(木)まで】
8/12(月)までのお届け受付は、明日8/8(木)で締め切ります。
たくさんのお声がけありがとうございます。
大切にご用意させていただきます。
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今日の花 リンドウ 花言葉「誠実」
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