蔵前神社(東京都台東区)のミモザが咲きました。

Posted on 2025/03/07

Hanaimoのすぐ近くにある蔵前神社(東京都台東区)は、春になると境内に美しく咲くミモザの大木があることで知られています。特に「ミモザの日」とも呼ばれる「国際女性デー(3月8日)」前後になると、花は見頃を迎え、おなじ境内にある早咲きの桜との華やかなコントラストは、訪れる人々に春の喜びを届けています。

いまでは様々なメディアでも取り上げられるようになったミモザですが、地元の名所にもなった蔵前ミモザの魅力について、あらためてお伝えしましょう。

蔵前神社のミモザの見応えは、なんといってもその巨木にあります。境内の空いっぱいに鮮やかな黄色い花が満開になった景色は、なかなか他では見られない特別感があります。大きな木の傍に近寄ると、ふわふわとした小さな花から柔らかな香りが漂い、よりいっそう春の訪れを感じさせます。

蔵前神社にある桜は、ミモザと同時期に咲くため、この時期になると境内は黄色とピンクの華やかな景色に様変わりします。この色のコントラストを求めて、おおくの人が写真撮影に訪れる観光スポットにもなっています。

ちなみに、以前この早咲きの桜について神社の方にお聞きしたところ、同時期に咲く「河津桜(かわづざくら)」ではなく、「染井吉野(そめいよしの)」だとのこと。またその隣に咲く「寒緋桜(かんぴざくら)」にも似た花色の赤い桜は、株分けをして植えた同じ桜なんだそうです。この2本の桜のグラデーションも見事な景色で、いまでは「蔵前桜(くらまえざくら)」と呼ばれ、町の人にも親しまれています。

「国際女性デー」でもある3月8日、イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」といって、女性にミモザを贈る習慣があります。蔵前神社でも、この日の前後にミモザが満開になることで、訪れる人々に春の喜びを届けています。

東京の東部にある台東区は、下町情緒を残しつつも、若者が集まる都会ならではの雰囲気があります。新しくおしゃれなショップも増える中、蔵前神社の境内は静かで落ち着いた雰囲気です。とくに春のミモザと桜が咲く時期には、都会の喧騒を忘れて自然を楽しめる癒しの空間となります。

週末には多くの人でにぎわいますが、平日の空いた時間、桜との共演も楽しめるこの時期に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。そしてお越しの際には、ぜひ近くのHanaimoにも、お立ち寄りください。皆様のお越しを、心よりお待ちしています。

〒111-0051 東京都台東区蔵前3‐14‐11
TEL:03-3851-0617

https://kuramaejinja.tokyo