店主の記
2月19日「雨水」
春の陽気が待ち遠しい今日この頃、まだまだ寒い毎日ですがお元気でお過ごしですか。
今日は二十四節気の「雨水」。
立春開門をすぎて15日め、空から降るものが雪解けて、雨となる頃を意味します。
草木が芽生える頃で、昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。春一番が吹くのもそろそろですね。
今日の東京は暦のとおり気温があがり、冬もようやく名残りかなと感じさせる心地です。
きっと山では春を告げる鳥が鳴き、春を知らせる花が紅をさす頃でしょう。一年のうちでもっとも古雅で深く美しい季節。日本に生まれ育ったことが、ことさら嬉しくなる季節です。
そうそう、雨水この日に雛人形を飾ると、良縁に恵まれるそうですよ。今日もいちりんあなたにどうぞ。
雨水には雛出すならひ守りたる
-吉田節子
スイトピー 花言葉「門出」