6月
リースとガーランド
Posted on 2010/06/23
ガーランドは花や葉を編んで繋いだ「綱状」、リースは「輪」です。その形は「永遠・はじまりも終わりのない環」の象徴。
ギリシャ・ローマ時代、月桂樹のリースは競技の勝者へ、ギンバイカのリースは群衆相手の演説者に、オリーブのリースは戦いから帰還した兵士に栄誉として贈られました。
古く子供や天使の頭にのせたガーランドは若さと友情の象徴。赤ちゃんが生まれるとアイビーや月桂樹で作った誕生冠を家のドアに吊るしたりしました。ガーランドに使う花や葉にも意味があります。ユリやバラは「美」ケシは「眠り」月桂樹は「栄光」です。