6月
志を立ててもって万事の源となす
「志を立ててもって万事の源となす」吉田松陰の言葉だ。 何事も志がなければならない。志を立てることが全ての源となるとの意味で伝えられる。
開業10年を迎えるこの2012年、連れ添った「はないも」という名に改めて「花以想」と字をあてた。お客様の期待にこたえる、それぞれの花に託されたさまざまな想い。その想いを伝えたい先には、さらに誰か想いがあり、それらを伝え繋げることこそが私たちの仕事だ、という自社の理念をこめている。
人とのつながりが希薄になりつつある現代において、しかしこんな時代だからこそ、植物の息吹を感じ、花の命に力を与えられることで、忘れていた時間や温もりを取り戻せるのではないか、取り戻してほしい、そして未来に繋げていこう、そんな願いもある。
事業開始から10年目の今年。新たな挑戦と展開がまっている。今こそ、いま私達にだからできること。この先の10年に向けて、これからも精いっぱい誠心誠意勤しみたい。「志を立ててもって万事の源となす」心に掲げて、まっすぐまっすぐ歩いていきたい。