3月
あの日の花は忘れない
「あのときの花は絶対忘れない」という電話を福島の友人からもらった、と今朝ほどお客様からお電話いただきました。
2年前のあの日、3/11出荷分、全てのお客様に配送ストップのメールと電話を送り、対応に追われた数日間。今できることに向き合うだけで必死だったという、それしか思い出せない記憶。
それから数日後「あのときの誕生日のお花。やっぱり届けたいけれど、こんな時に送ってる場合じゃないですよね」というお客様の声に「遅れても、その気持ちがあるなら、届けましょう。必ずその気持ちを届けますから」と約束したあの花を、お友達が憶えててくださったのだそうです。そして昨日「あのときはありがとう」と電話をもらった、と伝えてくれました。
2年前のあの日、3/11出荷分、全てのお客様に配送ストップのメールと電話を送り、対応に追われた数日間。今できることに向き合うだけで必死だったという、それしか思い出せない記憶。
それから数日後「あのときの誕生日のお花。やっぱり届けたいけれど、こんな時に送ってる場合じゃないですよね」というお客様の声に「遅れても、その気持ちがあるなら、届けましょう。必ずその気持ちを届けますから」と約束したあの花を、お友達が憶えててくださったのだそうです。そして昨日「あのときはありがとう」と電話をもらった、と伝えてくれました。
そういえばたしかあの時、とっさに現地近隣にいるお客様、お客様のお身内を過去データーの中から抽出し、「ご無事でいてください」と留守電を残し、メールをしたことを、今思い出しました。必死だったんですね。憶えているのは、何もできない無力が悔しくて、涙が止まらなかったことだけ。私は自分のしたことなんて何も覚えてなかったけれど、でもこうしてお客様が憶えててくれたことに2年たっていま救われた気持ちです。続けてきてよかったと素直に思えました。
現地の復興はまだまだ何も終わっていません。私たちも私たちにだから出来ることを今も探し続けています。
この声を励みに、また精いっぱい頑張りたいと思った今日の始まりです。いつも本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。