11月
至福~気のおけない時のなかで
昨晩は今年最後の「肉Meets at イルジョット」に参加させていただきました(^^)
また肉か、と呆れられるかもしれませんが、この会は、主催のサカエヤ新保社長も仰るように「食材価値の追求が感動を呼び、人を繋ぎ、そして忘れかけている大切なことを感じる」ことのできる会であり、ただの贅を尽くした食事会とは一線を画しています。 新保社長のブログ「牛肉魂」
なにより参加する人たちがただ「おいしい!!」と感動するにとどまらない笑顔にあふれ、子供のように無邪気な驚きを声にし、そして大人らしく?肩ひじ張ることをすっかり忘れ、ただただゆるやかに、穏やかに時間は過ぎていくのですから、本当に不思議な会だなあと思うのです。
駒沢にあるイルジョットの高橋シェフとは、同学年ということもあり、彼の人柄も相まって親近感をおぼえ、何より自分と同じ年にして、こんな天才的なシェフが世の中には存在するんだ!という驚きと尊敬の念とで、またぜひ伺いたいと思える、素敵なお店だったりします。で昨日はナイショでパンを一本頂いちゃいました♪
日ごろより、せっかくなら正しい食材や人の手にかけられたものを食したいという思いが強いので、お店もそんなセレクトになるものの、最近は外食しようにも、値段のわりに魅力にかけるお店が多く、話題になるお店であっても、あまり感動しなかったりなど、なにかこう満たされない感が残るもので、すっかり家飯することが増えてしまいました。ちょっとザンネン。でもこれについては、舌が肥えたというより、味覚が正しくなったと自分に思いたい。
それにしても、なぜこんなに話題にもなるし、素敵なお店が多いのに、いまいち心奪われないのかなーと思う先のその答え。それは人。やっぱり人だと思う。そこに関わる「人」に魅力を感じないから、心を奪われない、本当にシンプルに、それだけのような気がするのです。だから腕があっても、オーナーが独りよがりなのも、楽しめなくて残念なケース。独りよがりは拘りじゃないよ、と心で呟いてみたりなど。ええ老婆心です。
やはり、伝えることに愛情をもち、そして本気にならないと、なにも伝わらない。それは花でも食でも物でも、いわば人がそこに居る限り、同じような気がするのです。やっぱり愛がないと。
大切な仲間と、大切な想いを胸に、楽しく語り、温かく見守る、愛あるひととき。ご一緒させていただきました皆様、楽しい時間をありがとうございました。
そして昨日はずっとお会いしたかった素敵な女性にもめぐりあえて、私とってもHAPPYでした♪
「自分に自信がなくても追いついてみせる、という気持ち。へこたれず勉強し続ける強い気持ち。女はしなやかであれ、そしてキラキラしてないとね」という言葉。なんて素敵なんだろう。
いま 大切なものって なんだろう。 幸せってなんだろう。
出会いの数だけ人はかわれるという。これから30年、限られた時間の中で、せっかくなら今以上に素敵なめぐりあいを重ねて、ていねいに生きていきたいと思う。おいしい食に出会い、大切な物にふれ、愛する人たちを敬い、子どもを見守り、大好きな人を想い過ごしていたい。こじんまりでいい。派手じゃなくていい。きっとそれが私の幸せのカタチです。