11月
会いたい人に会いにいく
最近よく人に聞かれることがある。
「最近いろんなとこに居ますね」
何度言われたかわからない今年、2013年は確かに自分にしてはよく動いたと思います。もともと出不精なのですが。でも今年は前年に「とあるきっかけ」があり、福岡にはじまり、宮崎・京都・滋賀・大阪・高知・宮城いろいろいかせていただきました。
「とあるきっかけ」とは、長年ずっとお会いしたかった方が、サプライズかと勘違いしたくなるようなタイミングで、あちらから会いに来てくださった、ということがありました。それはそれは天にも昇るような気持ちで感激したのですが、同時にそれはもう恐縮の極みで緊張しましたし、そしてその姿勢にとても学ばせて頂いたのです。先輩がそうされるのだから、私こそ会いたい人に、自ら会いに行こう。そう決心するのに、この日の出来事、先輩の姿勢は、自分を変える大きな原動力となりました。
また、動ける環境ができた、ということも大きい。スタッフの確保、子供の成長など。そして、今年は、会いたい人が一年中絶えませんでした。とにかく「一度でいいから会ってみたい」「もう一度会いたい」そんな人ばかりでした。チャンスさえあれば「会いたい人に会いにいく」~それを続けた結果、いろんなところにいた、ということなのでしょう。
結果的に、同じ人にばかり会ってる、ということもありましたが^^でもそれはその人(達)がいつ何度と会っても、そのスピリッツ・マインドをもっと近くで感じたいと思うほど、魅力的な人達だったからにほかならず、あとは今会っておかないと後がない、という危機感?だったり、いずれにしても「今の自分に必要な人」が自分で解る、それがいちばん大きかった気がします。
男目線かもしれませんが、スティーブ・ジョブズの言葉こそ、真意です。
「君たちの時間は限られている。だから他の誰かの人生を生きて時間を無駄にしてはいけない。定説にとらわれてはいけない。その他大勢の意見という雑音に、自分の内なる声を溺れさせてはいけない。最も大事なことは、自分の心に、自分の直感についていく勇気を持つことだ。」
限られた時間だからこそ、会いたい人に会いにいく。
今年は誰に出会っても、直感を信じて動く、ぶれない人たちの潔さが、あまりにカッコいい一年でした。そして誰にも共通したのは、どの方もが非現実なほどの、血のにじむような努力をされている。でも誰ひとりそんなことを高慢しない。だからそんな人の周りには、さらに粋で素敵な人たちがもっといる。だからまた会いたい。もっと会いたい。そんなリレーションシップ。出会いは宝物。どんなときも感謝を忘れてはなりません。
私ももっと努力をしなくてはいけない、と改めて意思決定しています。まだまだこんなものじゃない。来年は腰据えてすべき仕事に集中しようと思います。ひきこもるかもしれません。・・・いってみただけです。
でも伝えたい。いまの状況の中で身動きとれない人に。がんじがらめな今を変えたい人へ。
会いたい人には勇気をもって会いにいこう。その一歩で、必ず「今」が変わるから。