心の琴線に触れる世界へ

Posted on 2013/12/02
11月30日、尊敬する商売の大先輩でもあり、日ごろよりとても可愛がって頂き、兄的存在でもある株式会社京都工芸「たおるはまかせたろ.com」の寺田元さんが、このたび本を出版され、その出版記念祝賀会に出席するため滋賀県大津市まで行ってまいりました。最近、自分の田舎が実は滋賀県なんじゃないかという気がしてきました。気のせいでしょうか。。。
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同窓会?とも思わす、見慣れたお顔も一同に会し、わきあいあいと温かな雰囲気の中、100名ほどの皆様と共にお祝いをさせていただきました。本当に感動と笑いと愛にあふれたお祝い会で、頂いたこのご縁にこちらこそが感謝するばかりのひとときでした。
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各テーブルをあいさつに回るたび、着席するみなさんに声をかける際は、必ず腰を落として目線を合わせ「ありがとう」と伝える元ちゃんの姿を見ていて、ああこんな時でも、いつものままの「寺田元」なんだなあと、本当に頭が下がる思いでした。
いつか私もこんなふうに喜びをシェアできる人になりたい。思うばかりでいつまでも足元にも及ばないわけですが、そんな感動や喜びが思わず声になり、「声をかけてもらえるっていうのはこんなに嬉しいものなのね」と言ったときにみせた元ちゃんの安堵の顔が、今も忘れられません。
そう、きっとこの日を迎える前にも、多くのご苦労があったことでしょうから。元ちゃんのことだもの、またたくさん悩み、気を遣ったでしょう。でもそんなことは全く感じさせず、人に感謝と感動を与えることに徹する「寺田元」、あらためて敬服した次第です。
私もこの日の感動を忘れることなく、これからに「ご恩送り」していけたらと思います。つなげたい。なんだか最近、この想いだけで動いている気がします。
お金やモノではない人たちに出会うために動く、この人と出会って何かが変わった、というご縁につなげたくて動く。素直に生きて素直に行動することの大切さを、これからも伝えて繋げて、そして私自身もそうあり続けたいと強く思います。
大手企業や会社の規模によって、それぞれのあるべき姿があることも承知の上で、誤解を恐れずいうならば、元ちゃんのように、人を恐れず人に感謝し、そして素直に愛し行動すること、これこそ「商人」としての最強の姿なんじゃないのかな、私は思うのです。
そして本当に「いちばん」大切なこと。それは「家族をいちばんにみることこそが商売」だということ。本当に大切にすべき「いちばん」、それは実は自分でも、お客様でもなく「家族」なんだということ。
家族を愛し、お客様の目を見て心を見て、知ってこそが商売だと、この日また元ちゃんのまっすぐな姿に教えて頂きました。
忘れがちなこの師走の多忙な時期に、もう一度あらためて心にします。
情の世界、心の琴線に触れる世界へ。私も向っていくことを心に誓いました。次のご縁に繋がるまでのプロセスを大切に。がんばります。ありがとうございました。
経営者ブログ 京都工芸「女房と二度の入場が出来る喜び」
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