12月
冬至
本日12月22日は冬至(とうじ)です。昼間の長さが最も短い日とされています。昔は冬至の日は「死に一番近い日」と言われ、その厄を払うために体を温め、無病息災を祈ったといわれます。その名残の一つに、この日はゆず湯に入り、また南瓜と小豆をたいて風邪を予防するなどとされていますね。
また、自然界では、生え変わる角の準備に鹿の角が落ち始め、夏枯れの草や麦の芽が芽吹き出し始める頃とされます。 冬の柑橘に見る黄色に「元気でいなさい」と大地の声を聞いた気がしました。
寒い季節ながら大地や生命の息吹きは、今日も小さく強く胎動しているのですね。元気でいましょう。健康第一。
風日々に冬至となりし日の黄なり 臼田亞浪