3月
幸せなしごと
随筆家で知られる白洲正子。正子46歳のとき、銀座に「こうげい」という着物と雑貨の店をかまえ、15年にわたり経営をしていた事があります。
自分の好みにとらわれ過ぎぬよう、お客様の求めるものに応えようと、店の品揃えには苦労したそうです。しかし現実には「自分が気に入り、売れなければ自分が買うと、腹をくくったものから売れていった」ため「自分が好きなものを人様に勧めることが、真のサービスだと悟った」のだそう。
お商売には、お商売以上の学びがあると思うこの頃です。幸せなしごとを頂きました。今日もいちりんあなたにどうぞ。
世の中にもし幸福というものがあるとすれば、それは他人に喜びを与える以上の幸福はない。白洲正子
シクラメン 花言葉 「はにかみ」