夏椿

Posted on 2018/06/03
夏椿。別名を沙羅樹(シャラノキ)というから、仏教でいう沙羅双樹と何か関係があるのかしら、と調べてみれば、名はよく似、花は別物と知りました。仏教においてその花は、二本並んだ沙羅の樹の下でお釈迦様が亡くなったことから「沙羅双樹」と呼ばれ、しかしその本種が日本では育ちにくいため、代用として植えられた夏椿に「沙羅樹」と名付けたのだそう。いずれも花は白色。花の命は一日。ここに盛者必衰の理をあらわす。そんな自分への備忘録。今日もいちりんあなたにどうぞ。

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祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす

驕れる者も久しからず ただ春の夜の夢の如し

猛き人もついには滅びぬ ひとえに風の前の塵に同じ 『平家物語』

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夏椿 花言葉「愛らしい人」

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