1月
大寒
「小寒の氷大寒に解く」とは、物事が必ずしも思いのとおりにいかないことの喩ですが、そんな意味とはうらはらに、今日はおだやかな寒日和、二十四節気 あたたかな大寒でした。これも待てば海路の日和ありかしら、なんて。
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ともあれ、本来なら今がいちばんきびしい寒中、そして日一日と、日脚伸ぶのもこの頃です。寒い寒いと言いながらも、ひごと遅くなりゆく日暮れに気がつけば、ああまもなく、この暗い冬からも解放されるのだと、春まつ気持ちは高まります。
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そしてこの頃は、この待ち遠しくいる時間も、悪くないと思うようになりました。あたたかな日もかじかむ日も、東にのぼるを眺めては、まだかしらと思い、西の暮れを見届けては、まだかしらと思い、ながい夜も、まだかしらと思い、ただ嬉しく待つのです。今日もいちりんあなたにどうぞ。
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二人のうちどちらかがいるところには
いつも二人ともいるんだよ
As long as there is one of us there is both of us. -Ernest Miller Hemingway
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クリスマスローズ 花言葉「私を忘れないで」