1月
明けましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。 本年も皆さまにとって健康で穏やかな一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
世界中が一斉に迎える1月1日、この元日の朝を「元旦」といいます。「旦」は地平線から日が昇る様子を表した字です。
元旦のほか歳旦や大旦ともいうそうで、ただ一日の朝のことを「旦」の字を用いて様々に言い表すところに、日本人がいだく、元日の朝への思いの深さが表れているように感じます。
これは古今和歌集にある歌で「千年も先の繁栄を心に思い描きながら、楽しいことを重ねていこう」と歌っています。新年を言寿ぐ気持ちがあふれていていいですね。
そういえば、2024年1月1日は、暦の上で「一粒万倍日」と「天赦日」が重なる「最大の吉日」だそうです。
「一粒万倍日」とは「一粒」を「万倍」にする日。「天赦日」とは「天が万物の罪をすべて赦す日」。この二つが重なった吉日が、今年は元旦というのですから、さっそく新年への期待も膨らみますね。
千年も、とは言わなくとも、また楽しいことを思い描き重ねて、良い一年にしましょうね。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
フクジュソウ 花言葉「幸せを招く」