2月
雨水
今日は二十四節気の「雨水(うすい)」。立春開門から15日が過ぎ、雪は雨へ、氷は水へと姿を変え、人々はうるおった大地を耕す準備に入る。そんな時期になったという知らせです。
さらに江戸の時代の暦学者は、日本の自然現象をつぶさに観察し、芽が出るよ、風が吹いたな、鳥が鳴いてる、花が笑った。と、季節の移り変わりを五日ごとに知らせる、便りのようなことばを残しました。それが七十二候です。
ちょうど今日は第4侯「土脉潤起 (つちのしょううるおいおこる)」。 雪や氷が解けて土もうるおい、地下の植物たちも、にぎやかに準備をする頃。
このあとも霧や霞がたなびき、また過ぎれば、暖かな雨が蕾をほぐし、木々はうるおい、と便りは続き、瞬く間に春はさかりを迎えます。そして油断ならない冴え返り、三寒四温。どうぞ身体にお気を付けて。今日もいちりんあなたにどうぞ。
バラ 花言葉「愛」