3月
3月みそか
オマル・ハイヤーム『ルバイヤート』(四行詩)より。ハイヤームは11~12世紀に生きた、ペルシアの学者・詩人。これは、140もある四行詩の中のひとつで「古びた宿(今日)を立ち去れば、明日には七千年前の旅人の仲間になれる。さあだから、今この瞬間を味わおう」という詩です。
明日は誰にも保証できない。ならばこの瞬間に幸せでいよう。この瞬間こそ、私たちの人生なのだから。そんな背中を押してくれる言葉が、この『ルバイヤート』には、散りばめられています。
年度末、3月みそかを迎えました。この週末で、節目を迎える人も多いことでしょう。よい別れは、新しい出会いを連れてくる。と、わかっていても、心の重みを感じそうな今日ですね。送り出す人も、旅立つ人にとっても、よい一日になりますように。今日もいちりんあなたにどうぞ。
ガーベラ 花言葉「常に前進」