パッションフラワー
3つに分裂した雌しべが、まるで時計の長針、短針、秒針のように見えることから、日本では「トケイソウ」とも呼ばれるパッションフラワー(Passion flower)。
「パッション」と聞くと一般的には「情熱」と想起しますが、この花においての「パッション」は、実はキリスト教に由来する「受難」の意味を持ち、この植物のかたちは、それぞれに「キリストの受難」を象徴する形をしてるとのこと。
葉は槍(やり)、五つの葯は五つの傷。巻きひげは鞭(むち)、子房の柱は十字架の支柱。
おしべは木づち、三本の花柱は三本の釘を。 また花の中にある肉質の線条はいばらの冠、そして萼は光背の栄光を象徴し、花は三日間咲き続け、聖職の任務を果たすのだといいますが、
そんなふうに眺めたこと、私は一度もありません。笑
ちかくの中学校の外柵に、咲けばなかなかに見ごたえある、この花の群生があるのですが、それに遭遇するたびに、パッションフルーツって、美味しいのかな。って、眺めておりました。いつ見ても、宇宙と交信してそうね、とか。ピピピピピ。ほんとに聞こえてきそうな、お花です。
今日もいちりんあなたにどうぞ。
トケイソウ 花言葉「信仰」
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フラワーギフト専門店 「Hanaimo」 店主
普段はお祝いやお悔やみに贈る花、ビジネスシーンで贈る花の全国発送をしている、花屋の店主です。「あなたの想いを花でかたちに」するのが仕事です。since2002
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