8月
私の耳は貝のから
堀口大學が訳詩した、
ジャン・コクトーの一行詩『耳』。
原詩は6篇の短詩から成る作品『カンヌ5番(Cannes V)』ですが、堀口には、この詩を本歌取りしたと思われる『夏の思ひ出』という詩があります。
みれば原詩を連想させるような言葉がならび、かさねて読むと、まるで万華鏡を覗いてるような気持ちになります。
しずかに静かに耳をすませば、いつかの海の響きのように、あの日の声も蘇るかもしれない。ご紹介しましょう。今日もいちりんあなたにどうぞ。
ハマナス 花言葉「悲しくそして美しく」
花屋の本棚 今日の一冊
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フラワーギフト専門店 「Hanaimo」 店主
普段はお祝いやお悔やみに贈る花、ビジネスシーンで贈る花の全国発送をしている、花屋の店主です。「あなたの想いを花でかたちに」するのが仕事です。since2002
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