7月
アガパンサス 紫式部
アガパンサス
紫式部
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まるで夏の夜空に染まったような、
深い紫色が麗しい、この子の名前は紫式部。
めぐり逢ひて
見しやそれとも わかぬ間に
雲がくれにし 夜半の月かな
-紫式部
百人一首にもある紫式部のこの歌は、幼友達との再会を喜んだもつかの間、あまりにも早く帰ってしまったそのあっけなさやもの寂しさを、流れる雲と月を景として詠んだもの。
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女友達への歌ですが、ひとめには恋の歌にもみえますね。光源氏が印象深い、紫式部ならではの景色かな。花から広がるファンタジー、今日もいちりんあなたにどうぞ。
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アガパンサス 花言葉「恋の訪れ」