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‘-与謝野晶子◎カタシログサ

Posted on 2021/07/02

七月二日は「半夏生」。これは「半夏」と呼ばれる毒草が生える日という意味で、昔はその毒気が空気中に立ちこめるからと、畑の作物をとって食べたり、井戸に蓋をする習慣がありました。
この「半夏」の正式名称はカラスビシャクという、なんとも地味な植物です。「半夏生」とも呼ばれます。対して今日のお花も「半化粧」。カタシログサともいい、ちょうど今時期に咲く花で、草全体がまるで半分お化粧をしたよう店よりにみえるから「半化粧」といいます。
つまり雑節や七十二候にある「半夏生」とは直接には関係がないのですが、でもとても綺麗な花でしょう、今日に見せたくなりました。今日もいちりんあなたにどうぞ。


七月やうすおしろいをしたる風
歩み来りぬ木の下行けば
-与謝野晶子


カタシログサ 花言葉「うちに秘めた情熱」

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