1月 年の花 1月が終わります。清らかな初々しい気持ちで迎えるはずの新年も、今年は様子が一変しました。多くの方が、不安と緊張の片付かない気持ちで、このひと月お過ごしだったこと... 2024/01/31
1月 「謙虚とバランス」花屋の向こう側 「自分がされたいことを他人にもしなさい」はイエスの言葉。「自分がされたくないことは他人にもしてはならない」は孔子の教え。「相手がされたいことを他人にもしなさい」... 2024/01/30
1月 あえる通信 2024春 短歌-2(330文字) 春風の花を散らすと見る夢は覚めても胸のさわぐなりけり西行法師「春風が花を散らすその刹那の夢には、目が覚めても胸の騒ぎがおさまらない」これは家集『山家集』にある歌... 2024/01/30
1月 あえる通信 2024春 短歌-1(310文字) 大伴家持の屋敷で催された宴会で詠まれた歌で、「大夫の伴(ますらおの皆さん)、今日は奧山の峰々に咲く椿のように、心ゆくまで楽しい一日を過ごしてくださいね」と詠って... 2024/01/30
1月 冬ごもり 春咲く花を 冬化粧、冬紅葉、冬暁、冬苺、冬木立、冬薔薇。これだけ見ても、日本語には「冬」がついた言葉が多いことがわかります。「冬」は、寒さに冷える「ひゆ(冷ゆ)」が転じたと... 2024/01/29
1月 冬来りなば春遠からじ 冬来(きた)りなば春遠からじどこかで聞き覚えのある、諺のようにも聞こえるこのフレーズ。実はこれは、イギリスのロマン派詩人、パーシー・シェリーの詩「西風に寄せるオ... 2024/01/28
1月 リンネの花時計 熟練した庭師のなんと巧みなことかこれは見事な花時計天から注ぐ優しい陽光が花の香る 黄道十二宮を駆けぬける勤勉に働くミツバチたちも人と同じように時を見るこれほど甘... 2024/01/27
1月 群像 締切3/1(金)2,200字 花壇の思い出東京の好きな景色のひとつに、下町でみる花壇の景があります。私も住まうこの辺り、日本橋から見て東の地域には、今も古い時代から続く園芸文化が残っており、... 2024/01/26
1月 かたくりの花 もののふの八十をとめ等が汲みまがふ 寺井の上の堅香子の花大伴家持たくさんの娘子たちが、入り乱れては賑やかに水を汲んでいるその傍の寺井のほとりには、群れて咲く堅香... 2024/01/26
1月 花笑み 起きてみて、また直ぐ寝たくなる時の力なき眼に愛でしチユリップ!石川啄木昨晩の凍てつく風に身をちぢめ、降るか、と待ちかまえていた雪はどちらへ。今朝の空気もきんと冷... 2024/01/25