1月

待つものあれば長いしと思うし、去るもの送れば短かったとなる。一月はごまかしのない月。情緒的であることがちっとも似合わない、というかしら。風も木立も真っすぐで...

クリエイティビティ（creativity）とは創造的であること、新しくものを創りだすときの独創性、創造力をいいます。人がもの創りをするときに、過去の作品からイ...

降るか、と待ちかまえていた雪はどちらへ。空気はきいんと冷えていますが凍空というほどの固さない、東京は青空でした。ヒヤシンスが咲きました。春の光を思わせて、ちょっ...

女性の艶っぽさは佇まいにすべて。立ち姿、座り方、仕草、指先、出会った時の空気感。凛とした力強いエネルギーを放つ人、ふわふわと力を抜いて生きる人。みずみずしい...

東京は今朝からちらちら、粉雪が舞いました。花びらよりも頼りなく、風に舞い散るそれをみて、昔の人は「六つ花」といい、その雪片を「風花」と称し、また香りのないそれ...

赤は日本最古の色のひとつであり、血や生命、躍動をあらわす象徴色です。人類共通の普遍性を持つ色であり、多くの言語において赤は「血」か「火」の色、どちらかの言葉か...

「而今の山水は古佛の道現成なり（今ここ自然界にある山や水こそ、過去・現在・未来また主観・客観という対立も超え、仏法をとく真理そのもの）」これは道元禅師の残し...

高知にきています。高知といえば日本の植物分類学の父、牧野富太郎の出身地。ということで、かねてより訪れたかった県立牧野植物園を訪ねました。花の少ないこの時期、出...

去華就実（きょかしゅうじつ）とは、みかけの華やかさを求めず，地味で堅実な態度を選ぶことをいいます。余計な飾り立てをせず、実際に必要なことだけに集中する。そんな...

日々ものを作ったり、形にする仕事をしていると、もっとよくしたい、もっと便利に、という思いが募るものです。でもせっかく心の中に励みたい思いがあるのに、心がささく...