10月

りんどう、桔梗、トリカブト。秋を深める青い花が旬を迎えていますね。秋の青は、つこんと抜ける空の青とはまた違う、もっと深く感じ入る、もっと胆に染みいるような色...

すごろくは進み10月になりました。10月は神無月(かんなづき)です。全国各地の神様が出雲に集まるため、各地から神様が居なくなる月といわれます。なので出雲地方に...

始まりもなく、終わりもない～このシンボリックな形には、歳月の循環、太陽の動きの象徴、復活そして新しい生への希望の意味が込められています。そんないつの時代からも変...

「ひめつばき」と呼ばれる所以、椿に比べ花がやや小さく、散り際は花びらが一枚ずつ散るのが山茶花の花。こんな早くから？と思いきや「山茶花のさかりともなくこぼれけり...

ギリシャ語の言語の意味には「調和・秩序・宇宙」などの意味があるというコスモス。台風でなぎ倒されても悠然と起きあがり、風と一体に咲き続ける強さあり。実はずっと...

「日本人は木の葉も花と見る」と、昔ある西洋人がいったといいます。本来もみじは「もみいづる」ことで、燃えいずる様子をいったもの。俗に、赤色を「紅葉（こうよう）...

「日本人は木の葉も花と見る」と、昔ある西洋人がいったといいます。本来もみじは「もみいづる」ことで、燃えいずる様子をいったもの。秋の日差しを受けて、残光に燃え立...

杜鵑（ほととぎす）は春の終わりに南から渡り、晩夏にまた南にかえって行く渡り鳥。同じ名をもつこの花は、初夏から秋にかけてさく山野草です。ホトトギスのおなかの模様...

「花以想」の名前の所以を聞かれることは多いのですが、なかなかまともに？回答できずにいたので、あらためて記します。花以想は「はないも」と読み、その意味は文字どおり...

生花には生花のよさがあります。命あるものの息づかいを傍に、季節を感じ、時を懐かしむ。造花は生花にない可能性を広げてくれます。いつでも側で見守ってくれる安心、煩...