11月 冬が来た 冬が来たきつぱりと冬が来た八つ手の白い花も消え公孫樹の木も箒になったきりきりともみ込むような冬が来た人にいやがられる冬草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た冬よ... 2024/11/20
11月 さようなら よるになったらほしをみる ひるはいろんなひととはなしをする そしてきっといちばんすきなものをみつける みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる だからとおくにいて... 2024/11/19
11月 赤い実たち 赤い鳥小鳥、なぜなぜ赤い、赤い実を食べた。向寒の頃にみる赤い実の美しいこと。晩秋から冬に向けて紅葉が深まるにつれ、木々の梢には真っ赤な実がつき、目を和ませてくれ... 2024/11/18
11月 名の木散る(なのきちる) 楢の葉の朝から散るや豆腐桶一茶ハゼ、ナラ、カラマツなど、その名の知られた樹木らも、鮮やかな紅葉に華やいだ後は、あたかも秋の終章を奏でるかのように、静かに散ってい... 2024/11/17
11月 七五三 日本の伝統的な行事である七五三(しちごさん)。古い時代の日本では「七つ前の子は神の子」といわれ、ひとは七歳に達してはじめて社会一般から生存権が認められたのだとい... 2024/11/16
11月 バラのちから 神は記憶を与えて下さった。それは人生の辛い冬の時期に、6月のバラを思い描けるようにするためだ。-ジェームス・バリー昔から、人はバラの花には「力がある」と信じてき... 2024/11/15
11月 柊(ひいらぎ) 木へんに冬と書いて「柊(ひいらぎ)」。字のとおり、冬にみられる植物です。めだたない花ですが、時期になると香りのよい白い小花をいっぱいにつけ、また零れた花が道路を... 2024/11/14
11月 三色菫(ワイルド・パンジー) 冬の花壇を彩るパンジーの花。よくみる園芸品種のパンジーは、19世紀のころにヨーロッパのスミレ愛好家たちが、ワイルド・パンジーを交配させたことから生まれた花といわ... 2024/11/13
11月 たそがれ時 かわたれ時 立冬を過ぎ、午後にもなれば急かされるように日が落ちるようになりました。いい夕暮れだなと眺めてる間にも空は暗くなり、芝居の浅葱幕のごとく鳴りを潜め、そしてそこから... 2024/11/12
11月 赤い実に寄す 名にし負はば 逢坂山の さねかづら 人にしられで 来るよしもがな」三条右大臣百人一首25番の歌。恋しい人に逢えると名のある「逢坂山」、一緒にひと夜を共(さ寝)す... 2024/11/11