2月 縁起の花 今日2月10日は、中国における旧暦の正月「春節」。昨日も、ひとりの女性が「明日は正月なので」と花屋にいらして、正月を迎える花を選んでいかれました。色にこだわりが... 2024/02/10
2月 希望の花 僕が学生時代に見たレンギョウの花のように、絶望している人に対して生きる希望を与えるもの、たとえささやかでも「一本の花」を提供する。そんなことをいつも考えていきた... 2024/02/09
2月 ヒヤシンス ヒヤシンス薄紫に咲きにけり はじめて心顫(ふる)ひそめし日北原白秋片恋の わが世さみしくヒヤシンスうすむらさきににほひそめけり芥川龍之介白秋の歌は、初めて恋に落... 2024/02/08
2月 春来たらば草自ずから生ず 兀然として無事に坐すれば、春来たりて草自ずから生ず。兀然(こつぜん)は、じっとしていること。いろんなことを考えずに、こつこつじっと努力する、すると春が来れば生え... 2024/02/07
2月 牡丹雪(ぼたんゆき) 雪が降りました。春の雪、ときいて豊穣の、と想起する人も多くはないだろな、なんて思いながら、落ちてくる雪には悲哀ではない、どことなく明るい、花びらのような愛着をお... 2024/02/06
2月 「梅にうぐいす」花屋の向こう側 すべて調和か統一かが大切だ。そして、季節のいちばん感じられるものがいいとわたしは思う。北大路 魯山人北大路魯山人の随筆に『梅にうぐいす』があります。ある日のこと... 2024/02/05
2月 立春大吉 立春を迎えました。今朝の寒さからはそうと感じられませんが、暦の上では今日からが「春」です。「立春」は二十四節気でいうところのお正月。前日(大晦日)の節分で豆をま... 2024/02/04
2月 みたまのふゆ 「恩頼」と書いて「みたまのふゆ」。とは、ひとめでは読めませんでした。「恩頼」とは、神や天皇から受ける恩徳やご加護などの「賜もの」のこと。平たくいうと「おかげ」の... 2024/02/02
2月 「声を聴く」2月 2月になりました。子どもが生まれるが「如く」草木が芽生える月、ということから、如月。「生まれ月」とも言われます。とはいえ、まだまだ土の中に眠る植物は多く、地上も... 2024/02/01