2月 雪中送炭 これだけ風土と季候と違う暮らしをしている日本の両端で、だぼだぼと降り継ぐ雪ばかりが同じなんて、なんだか奇妙で怖いくらい。あまりの寒さと暗さには、誰しも心の隅々ま... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.02.07
2月 春雑感 植物がほころぶ季節になりました。自由気ままな花たちの、またとない姿を見つけたときの感動と余韻。まるで残り香のように、胸のこのあたりに続くそれが、今はただ嬉しくて... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.02.24
2月 春と秋、どちらが好き? 春と秋、どちらが好き? そんな問いは源氏物語にも出てきますが、万葉集に代表する歌人、額田王(ぬかたのおおきみ)は、天智天皇に「春と秋どちらが趣あるか」と聞かれた... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.02.17
2月 ローマは一日にして成らず なんでもやっている時は大変で、口で言うほど自信もない。けれど持ち前の我慢強さで、なんとか続けてこれた事もありました。器用ではないけど手は止めず、足は棒になっても... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.02.06
2月 小さな幸せ まるで庭園のようにヨソイキの花がならぶ花屋の店先で、何と比べても野暮なのに、この花にはいつも景色があります。好むも好まざるも、一面に広がる匂い、花の上を流れる空... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.02.23
2月 約束ごと のこと 世間にはいろいろな約束ごとがあります。例えばお手紙や贈りもの、慶弔のご挨拶のときにも。しきたりを知り、お手本を頭の片隅に置いておくことは、いざというときの助けに... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.02.16
2月 2月の終い いつまでも同じ道を行き来してるように思えた冬でしたが、ようやく出口に立ちました。二月は逃げる、三月は去る。去れも然れも人をば知らじ、ただ心地にさおぼゆるなり。自... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.02.28
2月 春宵十話 古くから多くの文芸や芸術のモチーフにされてきた花なのに、昔の人が語るほど眼にしないのは、都会暮らしの不憫でしょうか。スミレの花を愛してやまなかった数学者 岡潔。... 更新日:2025.07.03 公開日:2018.02.27
2月 立春 立春を迎えました。今日は朝からおあつらえむきに春の光が降り注いでいます。また時々には思い出したように雪が降るかもしれないけれど、これから少しずつ、硬く閉じてい... 更新日:2025.07.03 公開日:2019.02.04
2月 イチゴ 花言葉「あなたは私を喜ばせる」 自分に自信がなくても追いつきたい、という気持ち。今は遠くても見てみたい、という気持ち。いつだって、視線をかえるだけで世界は一変し、... 更新日:2025.07.03 公開日:2022.02.13