4月

友情と恋愛は一つの根から生えた二本の植物だといったひとがありました。二本の根元にあるのは何でしょうね。ひとつにはきっと思いやり。あとは、信頼かしら。今日もいちり...

植物をみていて、こんなにも時代を渡り、国を限らず、芸術を選ばず、人に喜びと力を与えるモチーフは他にないと、いつも思います。「植物は枯死することで動物をやしない、...

「忙」は他の物事に心を奪われること、「忘」は自分で自分の心をなくすことをいい、どちらも「心を亡くす」と書きます。心をなくさず奪われず。今日もいちりんあなたにどう...

キリスト教では、イエスが十字架を背負い、ゴルゴダの丘へ向かう途中、聖母マリアの涙が地に落ちて、そこから咲いた花と伝えられています。きっとお母さんって、どんなお母...

こんなに愛されている僕なのに、自分を愛せない僕がいる。それを聞いたときには、そんなあなたが好きになり、そんな自分も好きになりました。教わったり、与えたり、躓いた...

なにか問題が起きたときに、この複雑な状況において、いちばんいい解決方法は何かしら、と考えるよりも、いまより満足できるには、どんな解決方法があるかしらと、考えてみ...

ハゴロモジャスミン満開。こんなきれいな花なのに、香りとともに、あまり好きになれずにいた花でした。けれどこうして見ていたら、嫌われようとなかろうと、いつもの通りに...

「雑草という草はありません。草にはみんな名前があります。」自然をこよなく愛し、植物にも造詣が深かった、昭和天皇のお言葉です。道端で咲く名も知らない花に対して、そ...

ここに語る花たちは、すべて記憶しているわけではありません。なんのためでもなく、見つけては書きため、思い出しては残してきた、個人の備忘録です。しかし花物語は尽きま...

伝えたいことがあるときに、いつもと同じ言葉で伝えても、同じようには理解されないことがよくあります。それは同じ言葉でも、人によってその言葉に持つイメージが違うから...