7月 浜辺の歌 あした浜辺をさまよへば むかしのことぞしのばるる風の音よ雲のさまよ よする波もかひの色もゆふべ浜辺をもとほれば 昔の人ぞ忍ばるる寄する波よかへす波よ 月の色も星... 2024/07/31
7月 七月雑感 「六月みそかは年のへそ」そんな言葉をちらつかせ、今年も折り返しか、なんて過ごしたあれから、更にひと月経ちました。この時のすぎゆく速さ、気持ちはずっと置いてけぼり... 2024/07/30
7月 「知る喜び」花屋の向こう側 学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる。アルベルト・アインシュタイン唐突ですが、実は昨秋... 2024/07/29
7月 隅田の花火 昨夜は隅田川にも花火が上がりました。日本の花火は何故こうも美しいのだろう。もちろん花火師の方々が受け継いできた、伝統技術によるのは自明ですが、海外のそれとの違い... 2024/07/28
7月 オリーブと平和 2024年のオリンピックがはじまりました。オリンピックに関係性が深い植物といえば、古代より勝者に授けられる冠につかわれた「オリーブ」があります。冠にする植物とい... 2024/07/27
7月 末摘花(べにばな) 外のみに見つつ恋ひなむ紅の 末摘む花の色に出でずとも(遠くから見ているだけの恋にしようと思う 末摘花のように頬を染めたりなどせずに)『万葉集』(巻10-1993... 2024/07/26
7月 蓼食う虫も イヌタデ、ヤナギタデ、ハナタデと、蓼(たで)の種類はいがいと多く、ひと言に説明はしがたいのですが、その葉は古くから暮らしの中で活用されていた、いわば日本のハーブ... 2024/07/25
7月 暑さ雑感 米国(こめぐに)の上々吉の暑さかな小林一茶昨日、久しぶりに日中の戸外へ出ましたら、「額に汗する」どころではない暑さに驚くとともに、容赦なく降りそそぐ熱射と溺れる... 2024/07/24
7月 「謙虚な心と思いやり」花屋の向こう側 あるとき虎が狐をつかまえました。すると狐は「自分は天帝から遣わされ、すべての動物の長になる者だ。食べてはならない。もし信じられないのなら、私の後からついてくれば... 2024/07/23
7月 記憶の記録 日々書き連ねていると、物知りですね、と言われがちですが、まさか。ちっとも憶えないし、読んでも書いても、尽くして言って人に通じさせることもできず、仕方がないので今... 2024/07/22