9月 うっかり秋分 今日は秋分。二十四節気では春分と同様、昼と夜の長さがほぼ同じになる日、また仏教では仏の世界と現世がいちばん近くなると考えられている日です。日本では「秋分の日」と... 2024/09/22
9月 紫のゆかり 紫の一本ゆえに武蔵野の 草はみながらあはれとぞ見る詠人知らず紫を詠った歌、といえば。で知られる「古今和歌集」にある歌です。(人里はなれた地(武蔵国)において、紫... 2024/09/21
9月 藤袴(ふじばかま)「あの日を思い出す」 お彼岸が過ぎたら、約束通りに暑さもやわらぎ、やっと秋が吹きました。そよぐ風に触れるだけで、山のすすき野が眼に浮かび、藤袴が香るのを感じ、思わず... 2024/09/21
9月 彼岸花咲くころ 旅の日のいつまで暑き彼岸花 臼田亞浪9月も後半に入りましたが、夜の風にのみ秋を知り、相変わらずの猛暑続き。昨日は彼岸の入りでしたが、こんな暑苦しい彼岸は初めてで... 2024/09/20
9月 小泉八雲と虫の声 「たぶん君はトンボが好きだろう」と私が示唆した。「彼らは私たちの回りを飛び回っている。けれど音は立てないしね。」神代が言う。「日本人はみんなトンボが好きなんです... 2024/09/19
9月 月夜のあとさき 今夜は十六夜(いざよい)。昨日の名月は、すうっと空に上がってきましたが、それにくらべると日没後にのんびりと躊躇(ためらう・いざよう)ようにでてくることから、この... 2024/09/18
9月 今夜十五夜 今夜は十五夜、中秋の名月です。十五夜は一年で最も美しいとされる名月を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事で、もともと旧暦の8月15日に見る月が美しかったことか... 2024/09/17
9月 敬老の日 花屋である事を言い訳に、身内のイベントを後手にしてきた事を、今更ながら反省したい。今日は敬老の日でした。自分にとっては父母の二人だから、うっかりしていたけれど、... 2024/09/16
9月 尾花吹く風 一遠きものまず揺れて、つぎつぎに、目に揺れて、揺れ来るもの、風なりと思う間もなし、我いよよ揺られ始めぬ。二風吹けば風吹くがまま、我はただ揺られ揺られつ。揺られつ... 2024/09/15
9月 風は、秋。 秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行(秋が来たと、目にははっきりと見えないけれど、風の音を聞いて、秋の訪れに気づかされました)こ... 2024/09/14