11月 欅(けやき) 今も目を空へ空へと冬欅加藤楸邨 十一月は木枯らし、時雨、小春日和を繰り返しながら、冬へ冬へと寄っていく月。小春日和と聞くたびに、今が初冬であることに気づかされ、... 2024/11/25
11月 「楽しみなべ」と花 「なべ料理」のことを、東京では「寄せなべ」というが、上方では「楽しみなべ」ともいっている。なぜ「楽しみなべ」というかといえば、たいの頭があったり、蒲鉾があったり... 2024/11/24
11月 魔法のはじまり 書棚から不意に手にした一冊。今朝は皆様ご存じの『秘密の花園』です。『秘密の花園』バーネット 野沢佳織 訳 /西沢書店仕事人間の父と遊んでばかりいる母に放任され、... 2024/11/23
11月 小雪(しょうせつ) 今日は二十四節気のひとつ「小雪」。わずかではあるけれど雪が降る頃になりましたよ、というお知らせです。ようやく山などに雪がみられる時期になったことを意味しますが、... 2024/11/22
11月 時雨虹(しぐれにじ) 今日は一日、今朝みた時雨雲のままに、ずっとしらしら雨が降り注いでいました。しかし昼頃には、時おり日が射したりもし、そして夕暮になると、その雨脚に虹がかかったと聞... 2024/11/21
11月 冬が来た 冬が来たきつぱりと冬が来た八つ手の白い花も消え公孫樹の木も箒になったきりきりともみ込むような冬が来た人にいやがられる冬草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た冬よ... 2024/11/20
11月 さようなら よるになったらほしをみる ひるはいろんなひととはなしをする そしてきっといちばんすきなものをみつける みつけたらたいせつにしてしぬまでいきる だからとおくにいて... 2024/11/19
11月 赤い実たち 赤い鳥小鳥、なぜなぜ赤い、赤い実を食べた。向寒の頃にみる赤い実の美しいこと。晩秋から冬に向けて紅葉が深まるにつれ、木々の梢には真っ赤な実がつき、目を和ませてくれ... 2024/11/18
11月 名の木散る(なのきちる) 楢の葉の朝から散るや豆腐桶一茶ハゼ、ナラ、カラマツなど、その名の知られた樹木らも、鮮やかな紅葉に華やいだ後は、あたかも秋の終章を奏でるかのように、静かに散ってい... 2024/11/17
11月 七五三 日本の伝統的な行事である七五三(しちごさん)。古い時代の日本では「七つ前の子は神の子」といわれ、ひとは七歳に達してはじめて社会一般から生存権が認められたのだとい... 2024/11/16