6月 あじさいの日 信頼とは、年を重ねた胸の中でゆっくりと育つ植物である。ウィリアム・ピット今日6月6日はあじさいの日。六月の「6」がつく日に紫陽花を逆さに吊るすと、その紫陽花が魔... 2024/06/06
6月 夏椿(シャラノキ) もろしてふ沙羅の花をば手にとればことわりのままくづれけるかな与謝野晶子夏の花で何が好きかと問われれば、私のいちばんは夏椿。別名を沙羅樹(シャラノキ)といいます。... 2024/06/05
6月 夜想曲 梅雨を待たずに、紫陽花の花が盛んに咲きだしました。昼間に見る紫陽花は、我も我もと楽しい弾みが花にあり、見ている心にも明るい調子が宿ります。ところが夜に見つけると... 2024/06/04
6月 雨降り花 その昔、その花を摘むと雨降るよと、大人に言われてびっくりし、花輪をつくって持ち帰ったことを、後悔した夜がありました。シロツメクサの花でした。幸いに、翌朝に雨はな... 2024/06/03
6月 月と六ペンス 艱難汝を玉にす、というが、あれはうそだ。幸福は、たまに、そういう作用をすることもあるが、不幸はたいてい、人間をけち臭く、執念深いものにするのが関の山なのだ。『月... 2024/06/02
5月 ゲーテが見つけた花 僕はひとり森の中へ入ったそう ただそこに行きたくて何を探そうともあてもなしに木陰に見つけた小さないちりんの花それはきらきらとして星のようまるで小さな瞳のよう摘も... 2024/05/31
5月 チコリの花は涙色 涙はもっと大事にしたいもんだね。スナフキンチコリの花は涙色。チコリと言えば、サラダや料理の付け合わせとして知られますが、ヨーロッパでは、食用野菜だけでなく、ハー... 2024/05/30
5月 子どもと「つながり」花屋の向こう側 人生から与えられる最良の幸せは、ごく身近にあるもの。それは、自分の鼻で呼吸し、目を輝かせ、足下に咲く花に気づき、為すべき仕事をこなして、目の前につづく正しい道を... 2024/05/28