5月 愛するということ 先日、ちょっとした相談をうけまして、そのときに知人から「愛って何ですかね」とおもむろに問われました。とっさの質問に気の利いたことも言えず、「とりあえずフロムに聞... 2024/05/27
5月 風姿花伝「誠の花」 「誠の花は、咲く道理も、散る道理も、心のままなるべし。されば、久しかるべし」『風姿花伝』の44、45歳の心得の候にある言葉です。『風姿花伝』では、人生の段階を7... 2024/05/26
5月 週末雑感 思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それは、いつか習慣になるから。習慣... 2024/05/25
5月 釣鐘草(カンパニュラ) かわいい釣鐘草が地面からあらわれてたちまち芽をふきうつくしい花をつけますそこへ蜜蜂がきて上手に蜜をすすりますこうしてふたりが生きるのもほんとに相手のためでしょう... 2024/05/23
5月 美しさとは何か 美しい『花』がある、『花』の美しさという様なものはない。小林秀雄美しさとは何か。かつて日本が極限まで疲弊していた時代、人はこれからは人間が大切にされる世の中にな... 2024/05/22
5月 梅の実 梅の実は、輪廓に黄いろを含み、はや蝕まれてゐる。絵本の赤と緑が、少年の顔に反射してゐる。蜻蛉が、ついと鋭い角度にひきかへして、行つてしまつた。 曇り空と、閉め忘... 2024/05/20
5月 夜の花 烏瓜夜ごとの花に灯をかざし 星野立子晩秋の季節、枯れ色の中にぽっと燈を見つけたら、それは烏瓜の実であった。なんていう、秋にみつけた朱実の佇まいとも違う、この花の... 2024/05/19
5月 祭の季節 五月になり、東京の東側に位置する、ここ下町界隈では、週末のたびに祭囃子が聞こえる季節を迎えています。一年ぶり、初夏のおと、馴染みの夏の風物詩です。このあたりのお... 2024/05/18