2月 聖バレンタインデー クロッカスは神殿の前に咲いている聖バレンタインの日の春の夜明けに-アン・プラット春を呼ぶ花、告げる花と呼ばれるものには様々あって、クロッカスもその一つ。皆が待ち... 2024/02/14
2月 浅き春に寄せて 今は 二月 たつたそれだけあたりには もう春がきこえてゐるだけれども たつたそれだけ昔むかしの 約束はもうのこらない今は 二月 たつた一度だけ夢のなかに ささや... 2024/02/13
2月 秘すれば花 秘する花を知ること。秘すれば花なり。秘せずば花なるべからず。-世阿弥能楽で知られる世阿弥は『風姿花伝』や『花鏡』などの理論書を残しており、その中には花にまつわる... 2024/02/12
2月 なぞなぞ 「私が居ないと皆、私を探しますが、ながく側にいると、私は皆から嫌われます」「私が泣くと皆、喜ぶのに、私が喜び泣かないと、私は皆を悲しませてしまいます」探されたり... 2024/02/11
2月 縁起の花 今日2月10日は、中国における旧暦の正月「春節」。昨日も、ひとりの女性が「明日は正月なので」と花屋にいらして、正月を迎える花を選んでいかれました。色にこだわりが... 2024/02/10
2月 希望の花 僕が学生時代に見たレンギョウの花のように、絶望している人に対して生きる希望を与えるもの、たとえささやかでも「一本の花」を提供する。そんなことをいつも考えていきた... 2024/02/09
2月 ヒヤシンス ヒヤシンス薄紫に咲きにけり はじめて心顫(ふる)ひそめし日北原白秋片恋の わが世さみしくヒヤシンスうすむらさきににほひそめけり芥川龍之介白秋の歌は、初めて恋に落... 2024/02/08
2月 春来たらば草自ずから生ず 兀然として無事に坐すれば、春来たりて草自ずから生ず。兀然(こつぜん)は、じっとしていること。いろんなことを考えずに、こつこつじっと努力する、すると春が来れば生え... 2024/02/07
2月 牡丹雪(ぼたんゆき) 雪が降りました。春の雪、ときいて豊穣の、と想起する人も多くはないだろな、なんて思いながら、落ちてくる雪には悲哀ではない、どことなく明るい、花びらのような愛着をお... 2024/02/06
2月 「梅にうぐいす」花屋の向こう側 すべて調和か統一かが大切だ。そして、季節のいちばん感じられるものがいいとわたしは思う。北大路 魯山人北大路魯山人の随筆に『梅にうぐいす』があります。ある日のこと... 2024/02/05