2月 立春大吉 立春を迎えました。今朝の寒さからはそうと感じられませんが、暦の上では今日からが「春」です。「立春」は二十四節気でいうところのお正月。前日(大晦日)の節分で豆をま... 2024/02/04
2月 みたまのふゆ 「恩頼」と書いて「みたまのふゆ」。とは、ひとめでは読めませんでした。「恩頼」とは、神や天皇から受ける恩徳やご加護などの「賜もの」のこと。平たくいうと「おかげ」の... 2024/02/02
2月 「声を聴く」2月 2月になりました。子どもが生まれるが「如く」草木が芽生える月、ということから、如月。「生まれ月」とも言われます。とはいえ、まだまだ土の中に眠る植物は多く、地上も... 2024/02/01
1月 年の花 1月が終わります。清らかな初々しい気持ちで迎えるはずの新年も、今年は様子が一変しました。多くの方が、不安と緊張の片付かない気持ちで、このひと月お過ごしだったこと... 2024/01/31
1月 「謙虚とバランス」花屋の向こう側 「自分がされたいことを他人にもしなさい」はイエスの言葉。「自分がされたくないことは他人にもしてはならない」は孔子の教え。「相手がされたいことを他人にもしなさい」... 2024/01/30
1月 あえる通信 2024春 短歌-2(330文字) 春風の花を散らすと見る夢は覚めても胸のさわぐなりけり西行法師「春風が花を散らすその刹那の夢には、目が覚めても胸の騒ぎがおさまらない」これは家集『山家集』にある歌... 2024/01/30
1月 あえる通信 2024春 短歌-1(310文字) 大伴家持の屋敷で催された宴会で詠まれた歌で、「大夫の伴(ますらおの皆さん)、今日は奧山の峰々に咲く椿のように、心ゆくまで楽しい一日を過ごしてくださいね」と詠って... 2024/01/30
1月 冬ごもり 春咲く花を 冬化粧、冬紅葉、冬暁、冬苺、冬木立、冬薔薇。これだけ見ても、日本語には「冬」がついた言葉が多いことがわかります。「冬」は、寒さに冷える「ひゆ(冷ゆ)」が転じたと... 2024/01/29
1月 冬来りなば春遠からじ 冬来(きた)りなば春遠からじどこかで聞き覚えのある、諺のようにも聞こえるこのフレーズ。実はこれは、イギリスのロマン派詩人、パーシー・シェリーの詩「西風に寄せるオ... 2024/01/28