3月 椿(つばき) あなたたちとなら私の楽しい時間を分かち合うことができるでしょうこの世は 喜び以外はすべて狂気なの楽しみましょう 束の間の儚い恋の喜びを咲いては散る花の様な 限り... 2024/03/19
3月 お庭の話 大地を美しくするために、人間の用心深い心を元気づけるために、神は花を作った。そして一茎の花から知恵を集め、いつも快い感謝を忘れないものが、最も幸福である。ウィリ... 2024/03/18
3月 彼岸入り 山なみ遠に春はきてこぶしの花は天上に雲はかなたにかへれどもかへるべしらに越ゆる路三好達治「山なみとほに」『花筐』今日は春の彼岸入り。お彼岸は春と秋の2回あり、そ... 2024/03/17
3月 かの子と桜 日本の春の桜は人の眉より上にみな咲きます。そして多くは高々と枝をかざして、そこにもここにもかしこにも人を待ちうけます――時にはあまりうるさく執拗に息づまるような... 2024/03/16
3月 おすそわけの花 お庭の隅に、薔薇の花が四つ咲いてる。黄色が一つ、白が二つ、ピンクが一つ。ぽかんと花を眺めながら、人間も、本当によいところがある、と思った。花の美しさを見つけたの... 2024/03/15
3月 芽吹きの季節 もし全ての花が薔薇になりたがり、小さな野花がなくなってしまったら、春の美しさは失われ、野原が飾られることもないでしょう。-マリー・フランソワーズ・テレーズ・マル... 2024/03/14
3月 木蓮(もくれん) 白い白い木蓮がひとつほっかり咲きましたためいきみたいな 白さですモワッとしている 白さですだからホワッと さびしいんです白い白い木蓮が春の顔して咲きました「白い... 2024/03/13
3月 花の雨 晴れた日と雨の日があって ひとつの花が咲くように悲しみも苦しみもあって 私が私になってゆく星野富弘今日は雨。久しぶりに朝からずっと、絹糸のような細い雨が、しゃら... 2024/03/12
3月 浜辺の花 浜菊に海嘯(つなみ)は古き語り草 富安風生 吹きさらす海風にも負けず、海岸や岩場に咲く花に浜菊(ハマギク)があります。その名にもあるように、浜辺や断崖に根を張る... 2024/03/11
3月 良寛 愛語と戒語 霞立つながき春日に子供らと 手毬つきつつこの日暮らしつ良寛『良寛歌集』霞もたつ日永になった春の日子ども達と手毬をつきながら今日もたのしく過ごしたよ昨日に続けて良... 2024/03/10