2月 みたまのふゆ 「恩頼」と書いて「みたまのふゆ」。とは、ひとめでは読めませんでした。「恩頼」とは、神や天皇から受ける恩徳やご加護などの「賜もの」のこと。平たくいうと「おかげ」の... 2024/02/02
2月 「声を聴く」2月 2月になりました。子どもが生まれるが「如く」草木が芽生える月、ということから、如月。「生まれ月」とも言われます。とはいえ、まだまだ土の中に眠る植物は多く、地上も... 2024/02/01
1月 年の花 1月が終わります。清らかな初々しい気持ちで迎えるはずの新年も、今年は様子が一変しました。多くの方が、不安と緊張の片付かない気持ちで、このひと月お過ごしだったこと... 2024/01/31
1月 「謙虚とバランス」花屋の向こう側 「自分がされたいことを他人にもしなさい」はイエスの言葉。「自分がされたくないことは他人にもしてはならない」は孔子の教え。「相手がされたいことを他人にもしなさい」... 2024/01/30
1月 冬ごもり 春咲く花を 冬化粧、冬紅葉、冬暁、冬苺、冬木立、冬薔薇。これだけ見ても、日本語には「冬」がついた言葉が多いことがわかります。「冬」は、寒さに冷える「ひゆ(冷ゆ)」が転じたと... 2024/01/29
1月 冬来りなば春遠からじ 冬来(きた)りなば春遠からじどこかで聞き覚えのある、諺のようにも聞こえるこのフレーズ。実はこれは、イギリスのロマン派詩人、パーシー・シェリーの詩「西風に寄せるオ... 2024/01/28
1月 リンネの花時計 熟練した庭師のなんと巧みなことかこれは見事な花時計天から注ぐ優しい陽光が花の香る 黄道十二宮を駆けぬける勤勉に働くミツバチたちも人と同じように時を見るこれほど甘... 2024/01/27
1月 かたくりの花 もののふの八十をとめ等が汲みまがふ 寺井の上の堅香子の花大伴家持たくさんの娘子たちが、入り乱れては賑やかに水を汲んでいるその傍の寺井のほとりには、群れて咲く堅香... 2024/01/26
1月 花笑み 起きてみて、また直ぐ寝たくなる時の力なき眼に愛でしチユリップ!石川啄木昨晩の凍てつく風に身をちぢめ、降るか、と待ちかまえていた雪はどちらへ。今朝の空気もきんと冷... 2024/01/25