1月 寒雷に雪に 海にふる雪は、海になる。街にふる雪は、泥になる。山にふる雪は、雪でいる。空にまだいる雪、どォれがお好き。「雪に」 金子みすゞ昨日の寒雷には驚きました。瞬く間に外... 2024/01/14
1月 空いろの花 『空いろの花』萩原朔太郎たはかれどきの薄らあかりと空いろの花のわれの想ひをたれ一人知るひともありやなしや廃園の石桓にもたれてわればかりものを思へばまだ春あさき草... 2024/01/13
1月 華を去り実に就く 去華就実(きょかしゅうじつ)とは、みかけの華やかさを求めず、質実な態度を選ぶことをいいます。大切なのは表面より内実。余計な飾り立てをせず、簡素であっても心を込め... 2024/01/12
1月 花屋の向こう側 花屋をはじめて20年余り。オンラインで22年、オフラインで10年。それはもういろんな出来事がありましたが、日々、こんなものだろうと思って続けている仕事も、あらた... 2024/01/11
1月 鏡開き 鏡ひらき力まかせの雑煮かな 咲於1月は数日ごとに行事があるので、書く事には事欠かないのですが、実際に行いにしたかというと、年々おろそかになっていると書くたびに実... 2024/01/11
1月 冬の眠り 人間と植物の関係にはとても長い歴史がある。『冬の眠り』アン マイクルズhttps://amzn.to/3Sdz3KKアン・マイクルズの長編小説『冬の眠り』の中で... 2024/01/10
1月 花びら餅 和菓子には「その季節にだけ」作られるお菓子と、名前や形、色合いで「季節を表現する」和菓子があります。「その季節にだけ」いただく和菓子には、その季節折々の自然植物... 2024/01/09
1月 成人の日 松がとれて1月8日、今日は成人の日、二十歳の集い(成人式)です。成人とは「人に成る」と書くように、大人になったことを自覚し、「自ら生き抜く人間になる」という意味... 2024/01/08
1月 人日のあすに連れゆく母子草 人日のあすに連れゆく母子草 咲於1月7日は五節句のひとつ人日(じんじつ)の節句。七草です。中国の占いに由来する「人の日」ですが、昔は疫病のせいで子どもが命を落と... 2024/01/07
1月 寒の入り唇すぼむ椿かな 小寒 寒の入り唇すぼむ椿かな 咲於冬至から数えて15日目の小寒から立春前日までの一か月を「寒」と言い、この期間に入ることを「寒の入り」と言います。今年は今日が小寒、と... 2024/01/06