12月 アドヴェント(待降節) 時代遅れであろうがなかろうが、私の考えるクリスマスは、とてもシンプルなものだ。それは、ただ他の人たちを愛すること。そう考えてみると、それをするのにクリスマスまで... 2023/12/03
12月 終わりなき夜に生まれつく 夜ごと朝ごとみじめに生れつく人あれば朝ごと夜ごと幸せと喜びに生れつく人もいる幸せと喜びに生れつく人もいれば終わりなき夜に生れつく人もいるウィリアム・ブレイク『罪... 2023/12/02
12月 師走 12月になりました。冷たい風の騒ぐひまひまに、一喜一憂してはあっというまに過ぎていくひと月。師走は人の慌ただしさを芯にした月です。歳末の落ち着きのなさ、ざわりざ... 2023/12/01
11月 迷ったときこそ、人のために働く。 「人に愛されること、人に褒められること、人の役に立つこと、人に必要とされること。これが人間の究極の4つの幸せで、このうちの愛以外の3つは、働くことで得られるので... 2023/11/30
11月 和顔愛語 「和顔」は和やかな顔、「愛語」はやさしい言葉。「和顔愛語」とは文字通り、和やかで愛情のこもった顔つきや言葉づかいのこと。顔つき、つまり表情は、私たちにとってあま... 2023/11/29
11月 金盞花(きんせんか) 金盞花摘みては抱く日のぬくみ -高村のぶ金盞花(きんせんか)は春の季語にある花。ですが、咲いてる期間が長く、「季節を選ばない花」ということから「時不知(ときしら... 2023/11/28
11月 八つ手の花 八ツ手咲く今も昔も路地ぐらし -菖蒲あや昨日の仏手柑は、手招きするような仏の掌に見立てて縁起物とされましたが、八つ手も、大きな掌状の葉に魔物を追い払う力があると... 2023/11/27
11月 仏手柑(ぶっしゅかん) 消えたがる冬日掴んで仏手柑 -町田しげき冬植物のなかでも一際つよい生命力を感じさせるのはミカンの類。金柑、柚子、文旦、不知火、ほかにも今や品種改良が進んで、いろ... 2023/11/26
11月 柊(ひいらぎ) 11月も半ばをすぎ、年末の足音が聞こえてくるこの季節、意識をしなくても心が時間に縛られていくのがわかります。それが自分にばかりか人にまで多くを求めたくなるから、... 2023/11/25
11月 七竈(ななかまど) 七竈(ななかまど)。寒さが増すにつれ、燃えるように赤く紅葉する葉と共に、つややかに色づく紅い実は山の秋を彩ります。その材質は竈(かまど)に七度入れてもまだ焼け残... 2023/11/24