11月 文化の日 「文化の日」は明治天皇のお誕生日。といっても、そうそう、という人は少ないかもしれないですね。多くに知られるは「自由と平和を愛し文化をすすめる」国民の祝日です。こ... 2023/11/03
11月 秋しぐれ 秋の暮とはその日の暮をいうでなく、秋という季節の暮をいうと思う。晩秋をむかえ、本来の今時期なら、雨がふるたびに冬への情趣も深めていくものと思うのですが、降りませ... 2023/11/02
11月 晩菊 11月になりました。霜月。文字の通り霜が降りる頃になったことを知らせる月です。自然界においても、こと植物の色には、寒さ冷たさに耐える潔さが増して、負けん気の強さ... 2023/11/01
10月 ピラカンサ 赤い鳥小鳥なぜなぜ赤い赤い実をたべた『赤い鳥小鳥』北原白秋秋は平凡なことほど嬉しい季節。木々の葉が色を詰めていく様や、花がひとひら欠けてるのを見つけた時や、虫食... 2023/10/31
10月 木槿(むくげ)と芙蓉(ふよう) 夏から秋にかけて次々と咲き継ぐ木槿。「槿花一朝の夢」といわれるように、一日花と思われていたことから「朝開暮落の花」なんてもいわれます。また夕方に萎む花であること... 2023/10/30
10月 マミラピンアタパイ 世の中には、日本語には直訳できない言葉や存在しない概念が多くあります。エラ・フランシス・サンダース 著『翻訳できない世界のことば』には、他の言語に訳そうにも一言... 2023/10/29
10月 琉球朝顔(ノアサガオ) 先日のこと、瀬戸内の方面へ旅に出ましたら、いつかにみた覚えがある花と遭遇しました。かつて北九州の門司を訪ねた時にあった、あの朝顔です。花は大きく、色は深い群青。... 2023/10/28
10月 紫式部 紫色は、平安時代には「ゆかり(縁)色」ともいわれ、女性の美しさを象徴するのに最もたる色とされました。その由来は『古今和歌集』の「紫の一本(ひともと)ゆえに武蔵野... 2023/10/27
10月 薔薇 バラがこわごわと刺の上に花をひらいた。ひとつはほんのりと紅色に、もう一つは絶望の白色に、そして三つめは、白でも紅でもなく、二つから盗んだ色に。ウィリアム・シェイ... 2023/10/26
10月 柘榴 ご近所に、今年も柘榴(ザクロ)がなりました。梅雨の頃に咲いた花は、夏になって実を結び、秋になるとこんなに赤く熟れてきます。それが弾けると、中にはルビーのような粒... 2023/10/25