9月 彼岸花咲くころ 旅の日のいつまで暑き彼岸花 臼田亞浪9月も後半に入りましたが、夜の風にのみ秋を知り、相変わらずの猛暑続き。昨日は彼岸の入りでしたが、こんな暑苦しい彼岸は初めてで... 2024/09/20
9月 小泉八雲と虫の声 「たぶん君はトンボが好きだろう」と私が示唆した。「彼らは私たちの回りを飛び回っている。けれど音は立てないしね。」神代が言う。「日本人はみんなトンボが好きなんです... 2024/09/19
9月 月夜のあとさき 今夜は十六夜(いざよい)。昨日の名月は、すうっと空に上がってきましたが、それにくらべると日没後にのんびりと躊躇(ためらう・いざよう)ようにでてくることから、この... 2024/09/18
9月 今夜十五夜 今夜は十五夜、中秋の名月です。十五夜は一年で最も美しいとされる名月を鑑賞しながら、収穫などに感謝をする行事で、もともと旧暦の8月15日に見る月が美しかったことか... 2024/09/17
9月 敬老の日 花屋である事を言い訳に、身内のイベントを後手にしてきた事を、今更ながら反省したい。今日は敬老の日でした。自分にとっては父母の二人だから、うっかりしていたけれど、... 2024/09/16
9月 尾花吹く風 一遠きものまず揺れて、つぎつぎに、目に揺れて、揺れ来るもの、風なりと思う間もなし、我いよよ揺られ始めぬ。二風吹けば風吹くがまま、我はただ揺られ揺られつ。揺られつ... 2024/09/15
9月 風は、秋。 秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行(秋が来たと、目にははっきりと見えないけれど、風の音を聞いて、秋の訪れに気づかされました)こ... 2024/09/14
9月 萩の咲く頃 昨日に続いて萩の花。秋の七草にも数えられているように、昔から萩は秋を代表する花のひとつ。古くは万葉集のなかでも最も多く詠まれた花で、その数は140をこえています... 2024/09/13
9月 萩つれづれ 万葉集に登場する植物で、いちばん多いハギの花。その数が100首を超えることからも、この花が野に山に丘に咲き、道々で花見がされたこと、その出会いのたびに、歌に詠ま... 2024/09/12