11月 花鳥諷詠(かちょうふうえい) 「花鳥諷詠(かちょうふうえい)」とは、俳人高浜虚子のつくった言葉で、虚子が俳句を作るさいの基本理念とされました。耳にしたことのある「花鳥風月」に似ていますね。花... 2023/11/06
11月 華を去り実に就く 連休は各地で夏日になるほどの好天。いかがお過ごしですか。昨日の朝のこと、いつもの通勤路にある公園から「みてごらん、おおきな梨みたいのがなってるよ」「どこ」と聞こ... 2023/11/05
11月 懐かしさと記憶 私たちの記憶にはいくつか種類がありますが、その中には「思い出そうとしなくても思い出してしまうもの」というのがあります。その不思議な感情は、あまりいい思い出ではな... 2023/11/04
11月 文化の日 「文化の日」は明治天皇のお誕生日。といっても、そうそう、という人は少ないかもしれないですね。多くに知られるは「自由と平和を愛し文化をすすめる」国民の祝日です。こ... 2023/11/03
11月 秋しぐれ 秋の暮とはその日の暮をいうでなく、秋という季節の暮をいうと思う。晩秋をむかえ、本来の今時期なら、雨がふるたびに冬への情趣も深めていくものと思うのですが、降りませ... 2023/11/02
11月 晩菊 11月になりました。霜月。文字の通り霜が降りる頃になったことを知らせる月です。自然界においても、こと植物の色には、寒さ冷たさに耐える潔さが増して、負けん気の強さ... 2023/11/01
10月 ピラカンサ 赤い鳥小鳥なぜなぜ赤い赤い実をたべた『赤い鳥小鳥』北原白秋秋は平凡なことほど嬉しい季節。木々の葉が色を詰めていく様や、花がひとひら欠けてるのを見つけた時や、虫食... 2023/10/31
10月 木槿(むくげ)と芙蓉(ふよう) 夏から秋にかけて次々と咲き継ぐ木槿。「槿花一朝の夢」といわれるように、一日花と思われていたことから「朝開暮落の花」なんてもいわれます。また夕方に萎む花であること... 2023/10/30
10月 マミラピンアタパイ 世の中には、日本語には直訳できない言葉や存在しない概念が多くあります。エラ・フランシス・サンダース 著『翻訳できない世界のことば』には、他の言語に訳そうにも一言... 2023/10/29
10月 琉球朝顔(ノアサガオ) 先日のこと、瀬戸内の方面へ旅に出ましたら、いつかにみた覚えがある花と遭遇しました。かつて北九州の門司を訪ねた時にあった、あの朝顔です。花は大きく、色は深い群青。... 2023/10/28