11月 小春 夏のはじめに麦秋というのに対して、冬のはじめは小春。今日もまた好いお天気でした。冬とはいえど小春日の、長閑けきままに、ぬくりぬくり。今年も木枯らし吹くのかしら。... 2018/11/28
11月 子ども 子どもは生まれたときから、ただの小さな人間。たったそれだけのことなのに、対等になれない大人がいけない。小さいからって見くびるからいけない。子どもは私たちと同じ、... 2018/11/11
11月 生きていく 往年の名女優、高峰秀子をエッセイストとして知る人も少なくないでしょう。「人をこき下ろさせたら誰もかなわないほどの悪口の天才」と自称するほどであった、その毒舌とユ... 2018/11/10
11月 つばきはじめてひらく 蕪村の俳句は景色が見えます。旅人であったし画家でもあったから、よむ句も道道の花々や、鐘の音やの景色が思い浮かばれて、まるで絵画を眺めるように思えます。ゆったりと... 2018/11/07
11月 ひとはひと。 我執(がしゅう)とは、自分にたいする執着のこと。自分の中にある小さな考えにとらわれて、そこから離れられないことをいいます。表に見えないものという意をもって、心に... 2018/11/06
11月 随筆とエッセイ 松浦弥太郎さんが書かれた連載エッセイに『随筆とエッセイの違い』という回があり、そこに登場する、ある老紳士のお話がたいへん印象的で、折にふれては思い出します。抜粋... 2018/11/04
11月 霜月 十一月になりました。秋の末から冬への渡り、霜で草木が白く覆われるほどの寒さになることから、霜月と呼ばれます。地面に土を見ることの少なくなった都会では、自然の佇ま... 2018/11/01