2月 岡倉天心 花 『春の東雲のふるえる薄明に、小鳥が木の間で、わけのありそうな調子でささやいている時、諸君は彼らがそのつれあいに花のことを語っているのだと感じたことはありませんか... 2018/02/09
2月 浅春の候 立春が過ぎたとはいえ、あいさつに春と使うのは、もう少しあと。浅春(せんしゅん)の候とは、二月のお終いから三月の初め頃に使う時候のあいさつです。秋は深まるといいま... 2018/02/08
2月 雪中送炭 これだけ風土と季候と違う暮らしをしている日本の両端で、だぼだぼと降り継ぐ雪ばかりが同じなんて、なんだか奇妙で怖いくらい。あまりの寒さと暗さには、誰しも心の隅々ま... 2018/02/07
2月 ローマは一日にして成らず なんでもやっている時は大変で、口で言うほど自信もない。けれど持ち前の我慢強さで、なんとか続けてこれた事もありました。器用ではないけど手は止めず、足は棒になっても... 2018/02/06
2月 SNS雑感 いまやどこにいても、世界中の美しい瞬間を眼にでき、共鳴共有することができる時代。SNSの恩恵、嬉しいことですね。豊かな景色、歓びの躍動、ほとばしる愛着。それぞれ... 2018/02/05
2月 鬼やらい 今日は節分。現代では二月立春前日をいいますが、本来は「季節を分ける」ことを意味しますので、立春だけでなく、立夏・立秋・立冬の前日も節分といいます。節分といえば鬼... 2018/02/03
2月 2月になりました 昨晩は月。冷えきりの夜空を見上げれば、そこにはぽっつりと、紅くて円い月が浮かんでいました。赤銅色の月。きれいな月を見ると知らせたくなるのは何でかしら。月が済めば... 2018/02/01