おめでとうは無しで祝いたい
毎日いただくご相談の中で比較的多いものに、お花にそえるメッセージについてのご相談があります。
今日のお電話は、いつもお声がけいただくお客様の奥様からでした。
🙂 「先日も同じ届け先に送っていただいて。こないだは法要だったのですが、今回は誕生日なんです」
「お受け取りは今回もお母様ですか?」
🙂 「はい。義母の誕生日に。ただ、先日(義父の)法要を終えたばかりなんで、誕生日ではあるのですが「おめでとう」と伝えるのもどうかと…」
「なるほど」
🙂 「おめでとうは無しに、誕生日を祝う気持ちを伝えるには、なんと書いたらいいでしょうか」
「ちょっと考えます(笑)」
🙂 「おめでとうはおめでとうなのですが…今の母の気持ちを思うと、おめでとうとは書きたくないなと…」
「お誕生日はおめでとう、だけど、おめでたくないんですよね。お母様の気分が」
🙂 「そうなんです(笑)」
「ちょっと待ってくださいね。考えますね(笑)」
…….「たとえば、『お誕生日によせて』という書き出しで、『身体に気をつけて、これからも元気でいてください』とシンプルに添えてはどうでしょう? こちらの思いも、今はそれに尽きるのだし。いつでも気にかけていますよ。が、伝わればいいかなと。どうでしょうか。」
😀 「それにします!(笑)」
高齢だけれど義母は花が好きだから、自分で飾れる花束で、と奥様。お花は東京の息子から、いよいよ独りになってしまった青森の母へ。
『お誕生日に心をこめて贈ります。くれぐれも身体に気をつけて、いつまでも元気でいてください 。』