秋初めのお便りにかえて
みなさまお元気ですか。
HANAIMO 鈴木(咲)です。
ようやく夏の暑さもやわらぎ、すごしやすい季節になりましたね。九月に入るなり、あれほど盛んだった蝉の求愛もピタンと止みましたし、とおくからは微かな虫の声。朝晩に吹く風も爽やかさに感じるこの頃です。
早いもので来週には秋分の日を迎えますし、暑さ寒さも彼岸までといいますから、夏が残したこの暑さすぎるまで、あと半月ほどですね。
さて、秋はお誕生日を迎える方も多い時期とききます。
古来日本では、毎年誕生日を祝うという習慣はなく「数え年」と言って正月を迎えるごとに年を重ねる習慣でしたが、戦後になって欧米の習慣とおなじく、誕生日ごとに年を取る「満年齢」に変わり、以降は現在の誕生日を祝う習慣になりました。
余談ですが、数えは『生まれた瞬間に1歳』になり、『お正月が来るたびに1歳加算』なので、12/31生まれは翌1/1に2歳になるんだそう。そうといえばそうだけど、ホントなのかな。笑
近年、誕生日は自分を生んでくれたお母さんをはじめ、育ててくださった方への感謝を伝える日、という新しい提唱もされています。私たちのところにも、自分の誕生日にお母さんへお花を贈る方がいらっしゃいます。素敵ですよね
私自身も母になったことで、娘が歳を重ねるたび、毎年すこやかに誕生日を迎えてくれることのほうが、自分の誕生日を祝ってもらう以上の尊さと喜びがあることを実感するようになりました。
きっと皆さんのお父さんお母さんも同じ思いで、ご家族の健康と活躍を見守っていらっしゃるんじゃないかしら。
こんなふうに、きっとこんな気持ちなんじゃないのかな、どんな思いでいるだろう、と相手への想像力を膨らませることは、私たち花以想の基柱です。まだ若く経験の浅さから、お客様へ適切な対応ができないと吐露するスタッフもいますが、それも含めて、スタッフの誠実さと向上心は、私たち花以想スタッフの最大の魅力だと思っています。
秋の深まりとともに、お花がお役に立てるシーンも多くなる季節になってまいります。ぜひまた私たちでお役に立てることがあればお声がけいただければ嬉しい限りです。
いつもありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。