お供えに最適な、お花とお菓子の選び方
お供え物として選ばれる品物には、故人の好きなものを中心に、うけとるご遺族にとっても消費できるものが一般的です。お菓子などは法要の参列者や親族が持ち帰ることもあるため、分けやすくて日持ちするものが喜ばれます。また、お花とお届けするお菓子であれば、受け取る本人が喜びそうなもの、一人でも消費できるものがおすすめです。今日はそんな「お供え にもらって 嬉しいお菓子とお花」についてご案内します。
この記事を書いた人
Hanaimo店主 鈴木 咲子
お供えに最適なお花の選び方
お供え用のお花を選ぶ際は、故人やご遺族へのこだわりを大切にしながら、贈る場面や時期にふさわしい品を選ぶことが大切です。お花も一般的には、白や淡い色合いの花が好まれますが、現代では贈る時期や相手への配慮から、それに限らない場合も多くあります。
いずれにしても、アレンジメントは控えめで上品なデザインを選び、派手すぎないものが安心です。また生花に限らず、手間もかからず長く楽しめる、プリザーブドフラワーも人気があります。宗教や地域の習慣を取り入れつつ、相手の心に寄り添った、お花選びをご案内しましょう。
お供えに使う花の種類
一般的には、白や淡い色合いの花が好まれますが、現代では贈る時期や相手への配慮から、それに限らない場合も多くあります。たとえば故人が好きだったバラや百合、ピンク色のお花を贈るなど、「相手が喜びそうなもの」を選ぶケースも多くなりました。いずれの場合も、実際に受け取る方が気持ちよく受け取れる花、誤解がない花を選ぶことがポイントです。
フラワーアレンジメントのスタイル
そのまま置いて飾れるアレンジメントがおすすめです。また生花に限らず、手間もかからず長く楽しめる、プリザーブドフラワーも人気があります。贈る先の生活環境や家族構成などに配慮し、負担にならないお花をお届けしましょう。
季節ごとのお供え花のおすすめ
秋から春にかけては、お花もちもよいので生花がおすすめです。一方で、真夏の時期にはプリザーブドフラワーもいいですが、それでも「生花がいい」という方には、お花の種類や色合いはプロ(花屋)にお任せいただけるのが最善です。お届け先の様子を鑑みながら、最適なお花のご提案をいたします。
お供えのお菓子の選び方
お供えスイーツの人気商品
「ぐるなび接待の手土産」にも掲載された蔵前でも人気洋菓子店「Clair de lune(クレール ド リュンヌ)」の焼菓子とお花のセットです。日頃の疲れを癒してくれるうえ、リッチな気持ちになれる心のこもった贈り物です。
召し上がる方の心にも体にも良い幸せとお菓子を
店名の「Clair de lune」とは、“月明かり”という意味のフランス語。 そこに込めたのは、お店を訪れる人たちの心の中に柔らかい癒しの明かりをともしたい、という想いからつけました。 召し上がった方が幸せを感じ、思わず笑顔が溢れるようなお菓子作りをモットーに日々精進しています。 お楽しみいただければ幸いです。
Patisserie Clair de lune(クレール ドゥ リュンヌ)
シェフ 乙坂佳史
お供え花とお菓子のセット
一緒に贈るのに最適なセット
クレールさんの店名「Clair de lune」とは、“月明かり”という意味のフランス語。そこに込めたのは、お店を訪れる人たちの心の中に柔らかい癒しの明かりをともしたい、という想いです。 Hanaimoの「想いを伝える」花とともに、大切な方の心に癒しの光を贈ります。
- 【お色選択OK お花とお菓子】 Lune (リュンヌ) withリッチな焼菓子6種
- 【お色選択OK お花とお菓子】 Lune (リュンヌ)with ごろっとふるーつけーき
- 【お色選択OK お花とお菓子】 Lune (リュンヌ)with 贅沢ショコラ極
送料と配送の注意点
Hanaimoでは、お花とお菓子のセットの場合でも、通常と同じ配送手数料1200円(税込)で、日本全国発送が可能です。なお、離島および海外への発送はお承りできません。また6月~9月のあいだは、クール便400円を申し受けます。
お供えギフトの特徴とメリット
お供えギフトは、故人への供養と遺族への心遣いを込めた贈りものです。 特徴としては、一般的な贈りもに比べ、控えめで上品なデザインやパッケージが好まれ、また鮮度の良いお花や、実用的な線香などが喜ばれます。お花とお届けするお菓子は、一人ないしご家族で楽しむことができ、お花や線香は供養に直接役立ちます。このように、相手への思いやりあるお品を選ぶことで、いつまでも思い出に残る心温まる贈り物となります。
お供え用の花と菓子の配送方法
当店による安心の配送サービス
Hanaimoでは、ご注文毎に仕入れをします。お花とお菓子のセットの場合でも同様です。送料は、通常と同じ配送手数料1200円(税込)で、日本全国発送が可能です。※離島および海外への発送はお承りできませんのでご注意ください。
翌日配送の利用方法
基本的にはご注文いただいた明後日からの日時指定が可能です。お急ぎの場合には、事前にお問い合わせください。
遠方へのお供えの際の注意点
基本的には全国発送を承りますが、離島および海外への発送はお承りできませんのでご注意ください。また、北海道、九州など、一部の地域は、発送後、中一日後のお届けになります。
一周忌や三回忌に最適なお供え
一周忌に贈るお花とお菓子
周年にわたり、安定した美味しさがお届けできる、リュンヌさんの焼き菓子セットがおすすめです。高品質のバターをたっぷり使ったリッチな味わいが人気の焼き菓子は、保存料などを含まないため、胃もたれなどなく、ご高齢の方、お子様でも安心して召し上がっていただけます。
三回忌におすすめのお花
三回忌(さんかいき)は、故人が亡くなった翌々年(満2年目)の命日に行われる、仏教における追善供養です。多くの場合は、家族や親しい人々が集まり、僧侶による読経やお墓参りを行います。この法要は、故人を偲ぶとともに、ご遺族の心の整理をする意味ももちます。お供えものも、お受け取りになる方への心配りをし、寂しくならない花色や、ちょっとでも癒しになるようなアレンジメントがおすすめです。
周忌法要について
周忌法要(しゅうきほうよう)は、故人が亡くなった日を基準に、毎年行われる仏教における追善供養のことです。 特に亡くなった翌年の一周忌、翌々年の三回忌、そして七回忌などの節目の年は、親族のあいだでも重要とされます。周忌は「数え年」で計算され、亡くなった年を1年目として数えます。
一般的に法要では、僧侶による読経や供養がおこなわれ、遺族や親族が集まり、お墓参りをします。昨今では親戚が集まる機会も少なくなったことから、法事を機に、家族や親族が絆を深める場としても大切にされています。
一周忌、三回忌のお花も、メッセージやお手紙とのお届け、またお線香との同梱も可能です。お花とともに、大切にご用意させていただきます。ぜひご利用ください。
お悔やみの気持ちを伝えるために
お供え花に込められた想い
お供え花には、故人への追悼と感謝、そしてご遺族を癒したい思いや励ましが込められています。 お花の色に使う、白や淡い色合いは「清らかさと静寂」を象徴し、また故人の安らかな眠りを願う気持ちがこめられています。
そして生花の美しさや香りは、閉ざされた心に優しい彩りを添え、ご遺族の心に寄りそい続けます。そんな人の想いを伝える大切な存在として、花は選ばれ続けるのです。
適切なマナーと礼儀
お悔やみの気持ちを伝える際は、礼儀正しいこと、相手の心情に寄り添うことが大切です。 とくにえらぶ言葉は慎重で丁寧にするよう心がけ、不用意な励ましや故人の死因に関わるようなことはしてはなりません。
「心よりお悔やみ申し上げます」という言葉については、遺族の負担を考慮し、声をかける際にも時期を配慮します。香典や供物は、できるだけ地域の習慣に沿って準備するなど、思いやりのある態度をとることに注力しましょう。
お供えをおくる際の心くばり
近年、従来のような「白い花が一般的」といった習慣ばかりでなく、故人やご家族への配慮から、お色のある花を贈るなど、自由度が高まっています。現代らしいよい傾向であると思いますが、一方で、派手すぎないデザインにするなど、相手に誤解や不快を与えない花や色を選ぶことがポイントです。また、お忙しい方が受け取りやすいお届け日や時間など、タイミングを考えることも大切です。可能であれば、先に受け取り日時の希望をお聞きするといいでしょう。
お供え花の手入れ方法
生花を長持ちさせるために
お届けするお花には、「取扱説明書」をつけています。そのなかに「アレンジメント」「花束」それぞれのお手入れ方法と、ご不明があった際の連絡先を記載しています。
供養のための花の扱い方
お墓参りや、直接お花を届けたい場合は、事前にお知らせいただければ、移送しやすいようラッピング等施します。あらかじめ通信欄等でお知らせくださいませ。
仏壇と花の関係について
地方の仏壇は大きく、その大きさに見合ったお花を宅配で贈ることはなかなか容易ではありません。しかしながら、あらかじめご実家の仏壇の大きさなど、お知らせいただければ、最適なお花のご提案もできますので、分からないことあればいつでもご連絡ください。
お供え花ならHanaimoへ
オンラインショップの活用法
HanaimoのHPには多くの花画像が掲載されています。ですので、HPをカタログ代わりに、あらかじめご家族や親族と画像を共有し、代表者がご注文されると便利です。連名や、ご両親の代理でのご注文も可能です。ご利用ください。
フラワーショップ店の選び方
とくにお供え花については、過去に実績がある「信頼」がおける花屋に頼むのが大切です。お届け先に迷惑をかけたり失礼がないよう、マナーや礼儀に精通していること、適切な予算感や、お花につける手紙のアドバイスなど、ご利用シーンごとにご提案できる花屋がいいでしょう。Hanaimoでは、お客様からのお声、また例文ページも充実しています。ご参考にしてください。
まとめ
昨今、価格重視のおすすめ品を数多く提示しているお店も多いですが、Hanaimoでは「花と言葉で想いを伝える」サービスをご提供することで、確実に「花で想いが伝わる」サービスをご提供しています。お手頃価格、とは言い難いですが、フランスで修業されたリュンヌさんのお菓子同様に、ドイツで培った確かな技術、宗教や習慣への配慮、人を大切にする心を大切に、皆様のお気持ちを花でかたちにしてまいります。
この記事を書いた人
フラワーギフト専門店 「Hanaimo」 店主 鈴木咲子
インテリア系専門学校に進学後、進路転向し花の世界に。ドイツ式フラワーデザインに出会い、ドイツ人マイスターフローリストに師事。2000年に渡独、アルザス地区の生花店でドイツ式フラワーデザインを習得。帰国後も、国内外で活躍するデザイナーのアシスタントとして経験を積み、2002年 通販サイトHanaimo開業。かたわらで大手生花店とのアドバイザリー契約、デザインプロジェクトへの参画など、コンサルタント、デザイナーとしても活動。
趣味は読書、文学に登場する植物を見つけること。高じて『花以想の記』を執筆中。2024年 5月号『群像』(講談社)に随筆掲載。一般社団法人日本礼儀作法マナー協会 講師資格。