7月 美しき 美しき わが子やいずこ美しき わが上の子は弓とりて 君のみさきに勇みたちて 別れ行きにけり美しき わが子やいずこ美しき わが中の子は太刀はきて 君のみもとに勇み... 2024/07/02
7月 半夏生 七月やうすおしろいをしたる風 歩み来りぬ木の下行けば 与謝野晶子雨に降られたり梅の支度をしたり、わさわさと忙しかった六月も終え、今日から七月、今年も折り返しにな... 2024/07/01
6月 六月みそか 水無月の夏越の祓する人は千年の命延ぶといふなり。6月30日は夏越の祓(なごしのはらえ)。一年のちょうど折り返しにあたる6月30日に、この半年間の身に積もった罪や... 2024/06/30
6月 ローズマリー ほら、ローズマリーがあるわ…思い出のためにですって。ねえだからお願いあなた、忘れないで。ウィリアム・シェークスピア『ハムレット』ハーブの香りが心地よく感じる季節... 2024/06/29
6月 虎が雨 東京も、やっと梅雨らしい雨が降りました。六月のおわり頃に降る雨を「虎が雨」といいます。旧暦 の5月28日、今の暦では 六 月下旬から 七月中旬ごろにあたりますが... 2024/06/28
6月 「待つ」ということ 自分の価値観で人を責めない。一つの失敗で全て否定しない。これだけを、常に心にしたくなるのは、私には自然。少なくとも私には、何よりとても大切なことです。「待つ」と... 2024/06/27
6月 ゴンドラの唄 いのち短し 恋せよ乙女あかき唇 褪せぬ間に熱き血潮の 冷えぬ間に明日の月日は ないものをいのち短し 恋せよ乙女いざ手をとりて かの舟にいざ燃ゆる頬を 君が頬にこ... 2024/06/26
6月 むらさきの微笑 やっと梅雨に入ったとおもえば、あと一週間で六月も終わり。この月のうちにもう一度、あじさいの花に触れておきたいと思いまして。これは昔、小学校の教科書に載っていた詩... 2024/06/24
6月 「在りかた」花屋の向こう側 以前、同じ通販で稼業をしている友人と会ったときに「どうして花屋をしているの?」と聞かれたことがありました。どうして、といわれると、実にはいろいろと生臭い事情もあ... 2024/06/23