店主の記 群像5月号 エッセイ寄稿させていただきました 4月6日発刊の講談社 群像5月号に「花壇の思い出」と題し、エッセイの寄稿をいたしました。「目に浮かぶ顔の数だけ、届けたい花がある」。そんな変わらぬ想いに、あら... 2024/04/15
店主の記 花屋と子どもたち 先日のこと、店の奥で仕事をしていると、聞き覚えのある声が、花屋を覗いている事に気づきました。出ていくと久しぶりの友人が、近くまで来たからと、春休み中のお嬢さん... 2024/04/05
二十四節気店主の記 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 謹賀新年遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。早々にご挨拶を、と思った矢先に、このたびの思いもよらぬ惨事がありました。今なお厳しい... 2024/01/06
店主の記 典座(てんぞ) 典座(てんぞ)という言葉があります。禅宗の寺院におかれる職務のひとつで、ひと言でいうと炊事の係です。道元は『典座教訓』にその典座が果たす役割や心構え、作法を書... 2023/11/13
二十四節気店主の記 立冬 今日11月8日、立冬をむかえました。暦の上の冬はこの日にはじまります。立冬の声をきくと、いよいよ北の寒気に立ち向かう思いが強まるのですが、今年は冬?と... 2023/11/08
店主の記 Carpe diem(カルペ・ディエム)その日の花を摘め 「Carpe diem(カルペ・ディエム)」という言葉があります。古代ローマの詩人ホラティウスの詩に登場する語句で、「Carpe」は「(花などを)摘め」、「Di... 2023/10/21
店主の記 やっと秋になりました 露草(つゆくさ)古くからその花の絞り汁は友禅染の下絵に使われており、またそうして色素を布に移すことからこの青色は「移し色」と呼ばれました。下絵に使うとい... 2023/09/26
二十四節気店主の記 牡丹と萩 秋分の日に 母となり なほなつかしむ千代紙のたぐひと見ゆる紅萩の花 与謝野晶子秋分を迎えました。春分の日と同様、昼と夜の長さがほぼ同じになる秋分の日は... 2023/09/23