十三夜
あっという間に日が暮れて、今宵は月夜、十三夜です。あまり聞きなれないですが、それは十五夜が中国から伝わる古い風習であるのに対し、十三夜は日本にはじまった風習だからかもしれません。
ちょうど収穫を終える時季でもあることから、昔の人は採れた作物への感謝をしながら、美しい月を眺めて過ごしたようです。
さても十五夜は満月、もしくは満月に近い月ですが、十三夜は満月には少し欠ける月。それでありながら、十五夜の次に美しいとされており「栗名月」「後の月」とも呼ばれます。
10月の自然の美しさは、夜であっても人を惹き止めずにはいないもの。ことさら秋の澄んだ空気の中で、綺麗な月を見上げて過ごすときには、日々の生活の忙しささえも、握ったこぶしの中から砂がすり抜けてゆくように消えて無くなるから、あれは不思議な感覚です。
そういえば、世間では「紫金山・アトラス彗星」が話題になっていますね。この数日のうちのチャンスは、東京の空にもあるというけど、どうかしら。
見えたらお知らせしあいましょう。今日もいちりんあなたにどうぞ。
ヤクシソウ 花言葉「賑やか」
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フラワーギフト専門店 「Hanaimo」 店主
普段はお祝いやお悔やみに贈る花、ビジネスシーンで贈る花の全国発送をしている、花屋の店主です。
「あなたの想いを花でかたちに」するのが仕事です。since2002
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